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# 番外編 葉月の記憶 1 ページ10

〜一年前〜
葉月side

それはある日のこと。
やっと終わった授業にため息をつきながら机の上を片付けていると。

女「ねぇ。貴方が町田葉月さん?」

葉「えっと。そうだよ?」

知らない女の子が話しかけてきた。
するとその子はちいさなメモを渡してきた。

女「後でここに書いてあるところに来てね。絶対だから。」

葉(拒否権はないのか...)
そう思いつつ臆病な私は何も言えなかった。
メモを見てみると、空き教室に来いとのことだった。

私は重たい足を引きずるように動かしながら空き教室へと向かった。
私は内気で臆病者。自分の意見なんてまともに言えないような人間だ。私には双子の兄がいる。名前は俊。顔もそれなりにいいし、モテる。少し気弱だけど、誰に対しても優しい子だ。自慢のお兄ちゃん。なんてあいつに言えるはずないけど。それなりに感謝してるのだ。

そうこうしてるうちに、空き教室についた。
開けたくない扉を開け中に入ると。

女1「あんたさ、俊くんのなに?ベタベタ鬱陶しいんだけど。」

女2「目障りなのよ。」

...え?そんなの分かれよ兄弟だよ。苗字見ろよクソが。
兄弟だと伝えようとした時、頬に痛みが走った。
理解が追いつかない中女の子達は殴ったり蹴ったりと私に当たってくる。

あぁ、今日は厄日だなぁ。
1人の女が私に手をあげようとしたと同時に知らない女の子の声がした。

『あんたら何してんの?』
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夢主様の表示は『』です。

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(プロフ) - 有難うございます!そうさせていただきます! (2017年5月29日 0時) (レス) id: 9914b5905a (このIDを非表示/違反報告)
てと - 違反になりますので、オリジナルフラグを外していただけませんか? (2017年5月29日 0時) (レス) id: dbfc4f8321 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:niya。 | 作成日時:2017年5月29日 0時

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