好きなんて言わせない Kei.I

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それからしばらくして・・・




あの日のことがあってから、慧とも若葉とも話さなくなって・・




光は変わらず私と一緒にいてくれてるけど
自分から離れたくせに慧が話しかけてくれないから若干拗ねてるわけで・・・







「どうすればいいんだろうな」





光「なにが？」






「いや、べつに」






光「あんなやつ・・やめろよ(ボソッ」





「ん？」







光「なんでもねーよ






それよりさ、気分転換にでもどう？





これ、友達にもらったんだけど」








そういって見せられたのは遊園地のチケット









「え？これって・・」








光「お前、ここ行ってみたいって言ってただろ」









「覚えてたの？」









光「たっ、たまたまなっ・・」









「ふふ、ありがと。






めずらしく優しいじゃん」









光「はー？いつでも優しいだろ」









「どこが！」









こうやって話してるのが一番楽しかった。
初めから光を好きになっていればよかったなって何度おもったんだろう・・









でも、話してても頭の中にいるのはいつも慧だけなんだ・・・

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