誕生日 ２ ページ29
今日は僕の誕生日
今年も誕生日は一人で過ごすことになりそうだな
彼女だし、Aに伝えとけばよかった…
でも祝ってもらいたいって言ってるようなもんで恥ずかしいなぁ…
時間は待ってはくれず、どんどん進んで行く
忙しすぎて自分の誕生日だという事を忘れるぐらい
・
時刻はもう18時
課題が終わったので、帰る準備をする
「けーいくん！」
名前を呼ばれた気がして振り向くと、ニコリと笑ったAが立っていた
「今日さ、私の家来ない？」
用事もないし、自分の誕生日に彼女と過ごせるチャンスだと思って了解した
いつもは通り過ぎている駅で降りる
『こんな所初めて来たよ』
誘導されながら着いたAの家
僕のアパートよりも綺麗でちょっと嫉妬
「はい、いらっしゃい」
入ると、綺麗に片付いている玄関
リビングもオシャレな感じでカッコいい
『すごい片付いてるね』
「まぁ、朝すごい片付けたからね〜」
『女の子の部屋ってみんなピンクなのかと思ってたよ(笑)』
「ピンクみたいな可愛らしい色より、大人っぽいカッコいい感じの方が好み」
またAの知らない一面を知れた
・
それからテレビを見ながら談笑
気づけば1時間も経っていた
「慧くんのためにご飯作っといたの」
Aが台所から持ってきたのは、ほかほかの白米と魚
僕の大好物だ
二人でいただきますをして食べ始める
『ん〜おいしい！最高』
「ホント？ありがと」
『全部僕の大好物だよ、良く分かったね』
「まぁ、特別な日ですから…」
― 楽しい時間はこれから ―
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なっつん(プロフ) - おっと、山田くんの存在を忘れておりました(･･;)こちら昔書いた作品の修正版なので、どこかで山田VS伊野尾のお話入れますね。もう少しお待ちくださいm(__)m (2017年3月26日 13時) (
レス) id: bba7de7533 (このIDを非表示/違反報告)
いのたん - この小説、度々伊野ちゃんがキュンキュンさせてくれて本当に良いですね〜。気になる事があったのですが山田くんは、、、何処に、、、。山田くんVS伊野ちゃんのシーンも見てみたいですよね〜！！！ (2017年3月26日 10時) (レス) id: 60fa9be6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっつん | 作成日時：2016年2月10日 18時
