I Love You ｰNｰ (ページ5)

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Ep4. ページ5

先に帰っててと言われたからには、そうするのが一番いいと思って先に帰ったけど・・・

いつもは短い道のりがとてつもなく長い道のりに思えた。

「嫌われちゃったのかな?」

口にするとほんとにそうなんじゃないかって思えて、涙が込み上げてくる。

この前は好きすぎて不安とか言ってたくせに。

泣きながらマンションの階段を上り、鍵をドアに差し込んだとき。

¨Aヌナ?そ、そんなに泣いてどうしたんですか!?¨

突然声をかけられた。

声をかけてきた人は

「ホンビナ・・・」

隣の部屋に住むホンビンだった。

ホンビンは高校３年生で、ここのマンションで独り暮らしをしている。

年が近いせいか、仲が良い。

HB「僕でよかったら、話聞きますよ?」

そう言ってホンビンは家に招いてくれた。

安心したからか、全部今までの話をして。

それをうなずきながら聞いてくれて。

HB「大丈夫ですよ!ハギョンさんは忙しいだけです。」

なんて励ましてもらって。

「ありがと。なんか楽になった。」

HB「また何かあったら、僕のとこ来てください。話、聞きますから。」

「うん。本当ずっときいててくれてありがとう。じゃあ。」

自分の部屋にはいったら、全身の力が抜けたような感じだった。

その場にしゃがみこんでそのまま寝てしまった。

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