プロセカ短編集｢神代類｣たまに天馬司

今日だけは勇気をだして｢天馬司｣ ページ6

今日だけは勇気をだして

類「やあ佳奈くん、おはよう」

佳奈「お、おはよう、神代くん」

類「今日は何の日か知っているかい？」

佳奈「ううん、なんの日なの？」

類「ﾌﾌｯ今日はね、ハグの日と言うんだ」

佳奈「は、ハグ…」

類「司くんは知らないかもしれないけど、君からハグしてあげたら喜ぶんじゃないかな」

寧々「ちょっと類、佳奈に変なこと教えないでよね」

佳奈「寧々ちゃん、おはよう」

寧々「おはよう佳奈、類の言うことは気にしなくていいからね」

佳奈「う、うん」

佳奈「……………」


ｰ昼休みｰ
司「佳奈ー！！」

佳奈「つ、司くん」

司「今日のランチは一緒に食べないか？」

佳奈「う、うん！」

ｰ屋上ｰ
司「今度やるショーなんだがな、夏らしいショーをすることになったのだ
詳しい内容は佳奈に実際に見に来て欲しいんだ」

佳奈「うん！楽しみにしてるね」

司「ああ！！」

佳奈「………(ずっと考えないようにしてたけど、朝神代くんに言われたこと、やっぱり思い出しちゃうよぉ…)」

司「佳奈？なんだか元気がないようだが、大丈夫か？」

佳奈「へっ？あ、うん、大丈夫だよ！」
(どうしようどうしよう、私から司くんにハグなんて嫌がられないかな……)

司「やはり体調が悪そうだ
この頃変な天気だからなぁ、そろそろ教室に戻るか」

佳奈 (あ、待って、まだ…)(袖を掴む)

司「佳奈？どうし…」ｷﾞｭ

佳奈(あーやっちゃったどうしよう恥ずかしい////)

司「？！
佳奈から抱きついてくるなんて珍しいな、どうしたんだ？」

佳奈「あ、朝神代くんに言われたの
今日はハグの日で、私からハグをすれば司くんに喜んで貰えるって
だから…その…」

司「そうか、あぁ、これは嬉しいな」ﾆｶｯ

佳奈 ｢い、いつも自分からっていうのは恥ずかしいけど、ちゃんと司くんが、だ、大好きです！！｣

司 ｢俺もだ佳奈！！大好きだぞ！！！｣

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