たまには悪役をやるのもいいだろう!「天馬司ver.」 ページ20
ショーで他の子にキスするをする事になった
佳奈「え、司が悪役?!」
類「ああ、今回のショーは裏切りをテーマにして、お姫様が王子様と結ばれる物語なんだ」
佳奈「この台本も類くんが作ったの?」
類「いいや、それは……」
司「俺が作ったんだ!役の幅を広げたくてな!色々な役を演じてみたくて、俺自らが台本を作り、俺自らが悪役を選んだのだ!!」
佳奈「へぇ〜それで、配役は?」
司「悪役は俺、王子様は類、お姫様は佳奈、魔法使いが寧々、メイドがえむだ!」
佳奈「え、私がお姫様なの?そんな、主役なんてできるかな……」
類「大丈夫だよ、僕も主役なんて滅多に演じないけれど、練習を沢山すれば案外上手くいくさ」
司「胸を張って演じるがいい!!俺もいつも自信満々に演じているぞ!!」
佳奈「うん、そうだよね!今回はよろしくね、類くん」
司「…………」モヤ
-本番当日-
佳奈「ついに今日が本番かぁ…緊張する〜」
類「大丈夫だよ、今日まで一緒に頑張ってきたじゃないか」チラ
司「….ッそ、そうだぞ!!名前は今日までよく頑張ってきたじゃないか!本番も上手くいくはずだ、な?」
佳奈「うん、そうだよね
みんなで頑張ってきたんだもん、絶対成功させよう」
-劇中-
悪役 司「愛だのなんだの下らない!」
姫 佳奈「そん、な……じゃあ、今まで私に言ってくれた言葉は全て偽りだったというの…?」
悪役 司 「お前に言った言葉?
あぁ、それは、「愛してる」だったか?あんなたった5文字の薄っぺらい言葉をお前は本気にしたのか?フンッ笑わせてくれる」
姫 佳奈「……………」
騎士 類「姫、あいつのことなんか忘れて、私を見てください」
姫 佳奈「え?」
騎士 類 「今までこの気持ちは封印してきました。側近である私が、姫であるあなたに恋心を抱いてはいけないと思っていました。ですが、あなたがあいつのことで泣いてしまうくらいなら、私のことを見てください。私のこの気持ちを受け取ってください」
チュッ
姫 佳奈「え、あ、いま……」///////
司 ズキッッ(なんだ?心臓がズキズキと痛い…)
寧々「ちょ、司大丈夫?」
司「ん?なにがだ?」
寧々「え?」
えむ「司くん、すっごく傷ついてるお顔してるよ」
司「すまん、大丈夫だ」
寧々「このショーが終わったら、さっさと告白してよね。当たって砕けろって言うでしょ」
司「いや、砕けちゃダメだろ
……まぁ、告白、するか」
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霜月(プロフ) - 気づいてなかったので教えてくれてありがとうございます( ˊᵕˋ ;) (3月17日 7時) (レス) id: 62d4ca850a (このIDを非表示/違反報告)
みらい@マサイ(プロフ) - オ.リ/フ/ラついてますよ。二次創作は外すのが鉄則です。(このコメントは削除して頂いて構いません) (3月15日 17時) (レス) id: 98691296bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霜月 | 作成日時:2023年7月10日 23時