リアコやで【東海オンエア】 (ページ6)

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サラサラと私の連絡先を書き、メモをテーブルに置く。
なんで私の連絡先こんなスラスラかけんの？きもちわるっっ

り「てつやが持ってたら良からぬことに使いそうだし、としみつ持っといたら？」

て「うるせえっ！」

虫「いいから」

りょうくんの言葉に、ドキッとする。
だって推しが私の連絡先を知ってるんだよ...？
これってだいぶすごいことなんだよ...？

と「..じゃー出前の時はよろしく」

「は、はい！」

メモをポケットにしまいながら、ニコッと笑う。
画面を通してでもきゅん死にしてしまいそうなのに、生でその笑顔を見るとなれば、きゅん死にどころではすまない。

そのあとは、注文されたものをまた私が持って行き、お会計も私が名乗り出ておこなった。

出前を頼む、なんていってくれたけど、ほんとに頼んでくれるのだろうか、

と彼らがいなくなった後のテーブルを拭きながら思う

悠「何その顔」

「どういう意味」

悠「そのまんまの意味だけど」

「またお店来てくれるかな」

悠「来てくれるでしょ。てつやなんか多分お前目当てでくんじゃん」

「ちがくて！としくん！」

悠「あー...くるでしょ」

なんて根拠もない返事。