5人目 3【avntis】

リクヲオメ！！ ページ37

「りっくんりっくんりっくん！！」

リ「うわぁああ！なに！びっくりした、、」

そ「今日が何の日かわかる！？」

リ「今日、、？」


12時ぴったりにりっくんの部屋にかけこみ、不思議そうな顔をする彼をニヤニヤと見つめる。


ツ「5月28日！わかんないの！？」

エ「ポンコツすぎるからカメラ止めちゃう？」

リ「待って待って！わかった！誕生日だ！！」


カメラを止めるふりをしたえいちゃんは、にやりと笑って私たちに目配せをする。


「「誕生日おめでとうーーっ！！」」

リ「わあああっ！！！ちょっとぉ〜びびらせないでよ〜！！」


クラッカーを鳴らすと、驚きつつも嬉しそうなりっくん。ありがとう、という声がいつもよりも優しい。


リ「うふふ、もしかしてケーキある？」

「そのもしかしてです！！」

ツ「今回は俺ら全員で作ったからね、力作だよ」

エ「八割Aが作ったけどね」

そ「はいそれ言っちゃダメ！！当たり前にうまいじゃんそんなの！」

「まあとりあえず食べて！」

リ「いいの？食べて」

「うん！太るよ！」

リ「それ言われたら食べづらいじゃん〜！」


なんていいながらも満面の笑みで食べ始めるりっくんは、幸せそうな顔。


リ「ふふ、美味しい」

「よかった〜、チーズケーキ作るの初めてだから緊張しちゃった」

リ「何でも作れちゃうんだね」


ニコニコ嬉しそうな彼をみて、来年はなにを作ろうなんてことを考える。当たり前のように毎年お祝いできてる私は幸せ者だ。









○ Happy Birthday ○

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