5人目 3【avntis】

付き合ってますドッキリ【東海オンエア】 ページ23

虫眼鏡side

「はいどうもアバンティーズのAと」
り「りょうと」
虫「虫眼鏡だ」

「今回はお2人にご協力してもらい、りょうくんと付き合ってるドッキリを仕掛けていきたいと思います！」

虫「ずっとやりたかったやつ〜〜！」

「やっと実現しましたね！」

り「やっば、緊張するんだけど」


私も、と微笑むAちゃんは相変わらず天使。この天使を溺愛してる4人と、我ら東海オンエアは、この後悪夢を見ることになります。かわいそうに。


「実は何週間か前から匂わせてきてたんですよね」

り「そうそう、『やっと会える』てツイートしたりね」

「『早く会いたいな』の後に青のハートつけたりね」


ニヤニヤと2人は楽しそうに笑う。
撮影の買い出しに出かけていった彼らは、それから数分後に帰ってきた。3人で目配せをして、さあドッキリの開始です。


「おかえりなさい！買い出しありがとうね」

て「お安い御用！」

と「これでよかった？一番安いやつ選んだんだけど」

「大丈夫です！ありがとうとしくん」


くしゃ、と笑うAちゃんの笑顔に照れてます。わかりやすく。


そ「てゆーかそこ！距離近いな〜」

ツ「それ俺も思ってた！」


りょうくんとぴったり身を寄せて座るAちゃん。そらは冗談ぽく茶化してますが、実は色々考えてそうです。リーダーということもあってか、Aちゃんに関しての勘は人一倍鋭い気がします。


「...あの、さ、みんなに話があるの」


ここで2人して顔を見合わせ、何か言いたげな表情。いつも思うけど、Aちゃんは演技まで上手。


エ「なに？」

リ「どうかした？」

り「いいよ、俺から言う」


いつもニコニコなりょう君が真剣な顔をした途端、緊張感が走ります。なんだかこういう時って笑ってしまいそうになる。だめだだめだ。


り「実は俺たちさ、付き合ってるんだよね」

ツ「ぇえ！？」

そ「え？まじ？」

リ「..え？」

エ「...」

と「うそやん！」

て「ええええええ！？」


一番声のでかいてつやは、今にも失神しそう。その代わりに無言のエイジは..きっと一番ショックを受けてます。


そ「いつから？」

「..3ヶ月前から」

そ「そんな前..」

リ「え？てことはこの前コラボした時も..」

り「まあ、付き合ってたよね」

「うん」


りょうならいい、と言っていたとしみつでさえこの表情。


ツ「..そっか、」


どいつもこいつもAちゃんが好きなので呆然とするばかりです。


______
続きます

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