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「みっくんそれ持つよ」
ツ「いーの！こっち重いからダメ。こっち持って？」
そう言っていつも重いものは持たせてくれないみっくん。相変わらず優男すぎる。
ありがとうとお礼を言い、家の鍵を取り出そうとした瞬間、ドアの前で1人の男の人が立っているのが見えた。
背は高めだけど、えいちゃんじゃないと思うし、今日は来客がある予定もないはず。
みっくんに目配せで、「だれ？」と伝えるとみっくんは首を傾げ、おそるおそる「あの..」と声をかけた。
『Aちゃん！！』
「えっ、わたし？...え、ファンの方..？」
『はい！もう好きすぎて、家来ちゃいました..』
「まってまってわかんない状況が」
ツ「えっ、なんで家、、」
なんでここにいるの？てかなんて家分かるの？いろんな疑問が次々浮かんでパニック状態。というかなんか怖くて仕方ない。こういうのほんとにあるんだ...。
『握手とかしてもらってもいいですか？』
「あっ..全然あの、はい！」
ありがとうございます、というファンの人の手を取り、握手をする。普段街中で声をかけてくれる状況とは違うから、変な緊張で汗かいちゃってるや、恥ずかしい。
『あの、この後って時間あったりしますか？』
「ごめんなさい、この後は撮影が...」
握られたまま離されない手と、段々と距離を詰めてくる感じが怖くて、なんだかさっきよりも恐怖が湧いてきた。
冷静に考えて普通にやばくない？ストーカーだし家まで特定されてるし..。他のメンバーにはなんて言おう..。
ツ「ごめんなさい、手はなしてやってください」
『ちょっとくらいいいじゃないですか、少しお茶でもしませんか？』
「ごめんなさいっ..はなしてくださいっ、」
無理やり離れようとしても、やっぱり力では勝てなくて、手は掴まれたまま。
ツ「はなしてください！」
手首にかかっていた力がなくなったかと思えば、みっくんがストーカーの手を振りほどいていて、目の前にはみっくんのおっきな背中があった。
ツ「Aの嫌がることはやめてください。大切なメンバーなんで。」
ツ「それと、ファンでいてくれるのは嬉しいですけど、家まで特定されるとやっぱりそれはどうなのかなって。
こうなった時にAを守れないのは嫌なんです。理解していただけたら嬉しいです。」
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かたつむり(プロフ) - kcさん» え！！私もです！！笑 おんなじなの嬉しいです！ (2019年4月7日 10時) (
レス) id: 488a978ab9 (このIDを非表示/違反報告)
kc - 読んだ時ビックリしました、私8月30日生まれなんです！ (2019年4月7日 8時) (レス) id: ad94788e5f (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり(プロフ) - りぴさん» こちらこそリクエストありがとうございます！ (2019年3月15日 11時) (レス) id: 488a978ab9 (このIDを非表示/違反報告)
りぴ(プロフ) - お話書いて頂きありがとうございます！おもしろかったです(^^) (2019年3月13日 13時) (レス) id: a32996d29c (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり(プロフ) - リンさん» こちらこそリクエストありがとうございました！いつでも待ってます！ (2019年3月12日 18時) (レス) id: 488a978ab9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かたつむり | 作成日時：2019年2月27日 20時
