Short Story 【avntis】

お勉強 （リクヲ） ページ7

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「あ〜〜もうむりっ！！ギブ！！！」





テスト1週間前。
やっと焦り始めてきたころ。



テスト前は、りっくんと一緒に勉強をするのが
なんだか約束してもないのに当たり前みたいになってる。






リ「ね〜集中力なさすぎだよ〜」



「だって私さっきから何回もおんなじ所読んでる。
もうむり集中できない。きっと今回も赤点とるんだ〜〜やだ〜〜！！！」




リ「取らないために今一緒に頑張ってるんだよ？」







ごもっともです。


わかってるのに勉強できないのってあるあるじゃない？








リ「とか言って俺も赤点とってるんだけどね」





「だめじゃん(笑)」





ふふふ、て笑うりっくん。
似た者同士だからきっと気があうんだろうな。







リ「じゃああと1時間頑張ったら三角チョコパイ食べよ。」




「よしきた！頑張る！りっくん奢りありがと！」




リ「えっ、奢りなんて言ってない、、」





「え〜ご褒美でしょ？」







そう言ったら、りっくんは悔しそうな顔して



リ「も〜〜わかったよ！だからがんばろ！」




て言った。



相変わらず優しい。

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