黒板消し （エイジ） ページ22
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こんな移動教室が多い日に限って、黒板消し係に当たってしまうなんてついてない。先生ってなんでこんな筆圧濃いの？一回黒板消しをかけたくらいじゃ簡単には消えない。
「、、ねええいちゃん！」
エ「ん〜？」
「落書きしないでよ！」
せっかく綺麗に消した場所に、訳の分からないヘンテコな絵を描き始めるえいちゃん。こいつはいつだってこうだ。憎たらしいけど不思議と憎めない。
エ「手伝ってんだよ」
「、、どこが？」
エ「頑張れーって応援」
「それ手伝ってるって言わないから！」
そう言って、描いた絵をゴシゴシと消す。やめてよ〜とヘラヘラ笑う彼とは、気づけば教室に2人きりだ。
エ「待ってたんだよ、Aのこと」
「待ってるって..なんで？」
エ「移動教室でしょ、次」
はい、と言われ手渡された教科書とノート。いつの間に私の分まで持ってきたんだろう。
エ「ほら、早く終わらせていくぞ！」
素直にありがとう、なんて言えないや。
終わり
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かたつむり(プロフ) - れもんさん» ぜひぜひ書かせて下さい！嬉しすぎますありがとうございます！頑張ります！（ ; ; ） (2019年3月12日 18時) (
レス) id: 488a978ab9 (このIDを非表示/違反報告)
れもん - リクエストなんですけど、えいちゃんが風邪をひいてしまってそれを看病する的なお話がみたいです、、、！！このお話大好きです！！更新頑張ってください！！ (2019年3月12日 17時) (レス) id: b7b412b577 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かたつむり | 作成日時：2019年2月15日 23時
