Short Story 【avntis】

充電 （ツリメ） ページ17

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テスト前の休みの日は、必ずみっくんと一緒に勉強すると決まっている。特に約束したわけでもないけどなんというか..気づいたら一緒にいる、みたいな。




ツ「んーー、疲れた」


「みっくん集中力なさすぎ」


ツ「Aはすごいね、ずっと集中できて」


「なんかみっくんの家って集中できるんだよね」


ツ「ふふ、なんかうれし」




みっくんママが差し入れとしていれてくれたお茶を飲んで、私も少し息抜きをする。ちっちゃな頃からしょっちゅう遊びにきてるからかな。このみっくんの家の匂いも、雰囲気も全部落ち着く。




ツ「ねーそろそろむり、充電させて？」


「充電？」


ツ「そ、こっちおいで」




手を引かれて、勢いよくみっくんの胸に飛び込んでしまった。いって、と笑うみっくんの顔が近くてドキドキしてしまう。




ツ「おちつく、すっごい」


「..充電ってこれでいいの？」


ツ「ふふっ、これ以上いいの？」




ばか、と軽くデコピンしたら、




ツ「うそうそ、Aのこと大事にしたいもん。」




なんて言うから、またきゅんとしてしまった。
みっくんといると大事にされてるなあ、と思う

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