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小島side
長『Aちゃん大丈夫でした？』
俺の膝の上ですやすや眠るAより、全然だいじょばないのは俺の方や。と長ちゃんからのラインを見ながらおもう。
こいつ、多分起きても昨日のことなんか一つも覚えてない。どれだけ俺が我慢したか、知るわけもない。
今までそんな話をしたわけでもなかったのに、昨日は急に長ちゃんが色恋話を持ちかけてきた。
慣れないお酒に酔ってたんか、Aが寝るタイミングを見計らってたんか、どっちなんかは分からん。
.
長「ぶっちゃけますけど、小島くんってAちゃんのこと好きっすよね？」
あまりにも直球すぎて吹き出した。
長ちゃんは きたな〜とヘラヘラしてるけど、俺はそれどころやなくてやな。
長「ほら、よく言うやん。Aちゃんは関ジュの初恋泥棒やって」
小「あぁ....言うなあ、」
整った容姿と、見にまとう他とは違うオーラ。
それなのに全く気取ってなくて、誰の懐にもスッと入ってしまう。
上からも下からも好かれやすいやつやって、分かってはいた。
ああなんでこんなにぶっさいくな寝顔のやつに俺は振り回されてんねやろ。
長「大変や。小島くんライバルいっぱいやで」
小「その都市伝説がほんまならな」
長「いや都市伝説て。現にうちのメンバーにも被害者いるんですよ？」
気づいてない訳やなかった。まああまりにもみっちーや恭平がわかりやすいからなんやけど。
けど俺の方がAのことを知ってるから、おんなじグループやから、て理由だけでなぜか優位な立場にいると思ってた。
そんな理由だけで、なに余裕かましてんねやろ。
長「あ、俺はもう吹っ切れてるからな！こじけん応援隊長や」
小「ん、ありがとう......て長ちゃんもやったん」
長「ふふ、まあな」
可愛い後輩やとずっと可愛がられてきた長ちゃんも、Aのことを想ってたんやな。こいつはちょっと鈍感すぎるところがあるから、こうやって諦めていったやつは長ちゃんだけじゃないと思う。
長「あ、そや。第三者から言わせてもらうけど、」
小「ん？」
長「Aちゃんには、小島くんが似合うで」
俺もそう思う、て返せば長ちゃんは嬉しそうに笑う。
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かたつむり(プロフ) - さくらさん» 圧倒的不利な立場なので余計に応援しちゃいますよね、、(＞＜) (9月16日 17時) (
レス) id: f9651b0882 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 後輩ポジの晶哉に頑張ってほしいと思ってしまう謎の親心、、 (8月22日 16時) (レス) @page50 id: 23df4dead6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かたつむり | 作成日時：2022年8月19日 18時
