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末澤side
佐「どうなんすか。誕生日当日、28歳1発目の仕事がヤンタンって」
末「言い方わるいわ〜。いや嬉しいよめっちゃ」
佐「お〜模範解答。飾り付けもすごいですもんね、愛やな」
スタジオに敷かれたレッドカーペット。
happy birthdayの風船とイチゴのパフェ。
ヤンタンのスタッフさんが用意してくれたお祝いに感謝しながらも、誰からお祝いラインが来たかという話題に。
末「佐野が一番やったな、そん次大晴きて、小島からきたな」
佐「うん。え、終わり！？」
末「まあ仕事ん時に直接言ってくれるんちゃうん？」
佐「そうかもしれんけどさあ、、、リチャくん正門くんは分かるとして、Aちゃんも？珍しない？」
ああ、そうや。
せっかくの誕生日やし自慢せな。
末「直接お祝いしてもらったで」
佐「え？ヤンタンが1発目の仕事だったんじゃないんすか」
末「せやから普通に。プライベートで」
佐「は！なにそれ！聞いてない聞いてない！」
末「言うてないもん」
けらけら笑ってるスタッフさんに対して、晶哉は取り乱して椅子から立ってもうてるし。アクリル板割れるんちゃうかくらいの声量やし。
末「プレゼント何がいい？て言うから、28歳なる瞬間一緒にいってもらったんよ」
佐「ぇえ....、誠也くんって君といる時間がプレゼントだよ的なこと言うキャラでしたっけ」
末「そんな言い方してないしな！？」
でもこれが、あながち間違っちゃいない。
どんなプレゼントよりも、Aと一緒にいる時間の方が欲しいと思ってしまったのは事実。
何をするわけでもなくただ夜の街を歩いて、目についたご飯屋さんに寄って。俺が会計を済ませていると、「誕生日くらい私にお金出させてよ！」とAは怒って。せめてものプレゼントやと買ってくれたコンビニのケーキを公園のベンチで一緒に食べた。
ロウソクないと誕生日感ないな、なんて笑いあってれば、知らぬ間に時計は12時を回っていた。
佐「Aちゃん聞いてますか！僕の誕生日も一緒におってよ！絶対！絶対やで！」
末「それはあかんよ。全員でお祝いしようや」
佐「自分だけ独り占めしといてそれはないわ！」
大人気ない、なんて笑われてしまうかな。
けど俺は、28歳になってもAのことになると余裕なんか無いよ。
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かたつむり(プロフ) - さくらさん» 圧倒的不利な立場なので余計に応援しちゃいますよね、、(＞＜) (9月16日 17時) (
レス) id: f9651b0882 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 後輩ポジの晶哉に頑張ってほしいと思ってしまう謎の親心、、 (8月22日 16時) (レス) @page50 id: 23df4dead6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かたつむり | 作成日時：2022年8月19日 18時
