最後と最初は［末澤］ ページ21
末澤side
「単刀直入に聞きますけど、何が欲しいんですか今年は」
末「単刀が直入すぎるな」
8月23日。
27歳最後の夜。
早めに撮影が終わって、Aはいつも通り楽屋で着替え始める。ほんまにこいつは俺が好きやって言ったこと覚えてるんやろか？躊躇いとか少しもないんか？
「現場なしの誠也くんの誕生日久々すぎて何あげたらいいかわからんのよな」
末「別になんでもええよ。Aがくれんならなんでも」
「......急になんなん」
俺が気持ち伝えて、それから数日間かはどことなく気まずい空気が流れてて。それも気づけばなくなって元通り。
いいんだか悪いんだか。俺が好きやって、知っててくれてれば別にまあいいんやけど。
「なんか欲しいもんないん？男の子のプレゼント考えんのむずいねん」
末「いろんな男にあげてるくせに何言うてんの」
「人聞き悪い言い方せんでよ。仕方ないやん、紅一点の宿命や」
レパートリーがもう底つきそうやねん、て言うA。分かってはいるけど、Aからプレゼントをもらってるやつらがたくさんいるんやと思うとなんか少しムカついてまう。
末「なんでもええんよな？」
「うん！なんでもええよ」
さすがに土地とか家は無理やけど、なんて何バカなこと言うてるんやこいつは。
そんなんよりもっと俺が欲しいのはさ、
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かたつむり(プロフ) - さくらさん» 圧倒的不利な立場なので余計に応援しちゃいますよね、、(＞＜) (9月16日 17時) (
レス) id: f9651b0882 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 後輩ポジの晶哉に頑張ってほしいと思ってしまう謎の親心、、 (8月22日 16時) (レス) @page50 id: 23df4dead6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かたつむり | 作成日時：2022年8月19日 18時
