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末澤side
俺は好きやからこうやって夜遅くても迎えにいくし、Aが好きだと言った匂いを選んでしまうし、助手席に乗せてるこの状況にもドキドキしたりする。
けど、Aは違うんやろ？
『誠也くんの運転心地いいねん』
いつも俺の運転でAは気持ちよさそうに眠る。気を許してくれていると言えば聞こえはいいけど、俺に対して何の緊張もないから、何も思ってないから安心しきって寝れるんやろ？
「...くーん、誠也くん！」
末「、あ。ごめん、なに？」
「もー全然聞いてなかったやろ」
ちゃんと聞いててや、とプリプリ怒るAは次の瞬間には夜景が綺麗だと嬉しそうにするし。
ころころ変わるその表情、俺だけに見せればいいのに。
俺だけの助手席に乗ってればいいのに。
「あ！そうや。今度Aぇで夜景見に行こうや。誠也くんの運転で！」
いまくらい、俺だけのこと考えていてくれよ。
俺だけのものになればいいのに。が願望から、
俺だけのものにしたい。という強い独占欲に変わる。
信号は赤。
タイミングが良いのか悪いのか、そんなことわからん。
けど俺は、今やって思った。
末「好きなんやけど」
もう、どうにでもなれ。
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かたつむり(プロフ) - さくらさん» 圧倒的不利な立場なので余計に応援しちゃいますよね、、(＞＜) (9月16日 17時) (
レス) id: f9651b0882 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 後輩ポジの晶哉に頑張ってほしいと思ってしまう謎の親心、、 (8月22日 16時) (レス) @page50 id: 23df4dead6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かたつむり | 作成日時：2022年8月19日 18時
