No.23 ページ23
私の顔がだんだんと暗くなっていくことに気づいたメンバーは、私が何を思ったか察したようだった。
重たい雰囲気の中、話し始めたのはふっかだった。
深｢A、あの時は本当に悪かった。この前話したように、俺らはAに本当に悲しい思いをさせたと思ってる。｣
佐｢今思えば、Aが嘘つくなんて有り得ないのに｣
目｢許して欲しいとかそんな事は思ってない。｣
岩｢…だけど、また、俺らと一緒にてっぺんをとるために頑張っていきたい。｣
みんなは真剣な表情で、ごめんなさい。
と、頭を下げた。
あの頃は本当に辛かった。
信じてくれない。
冷たく無視をしてくる。
いじめに近かったと思う。
今思い出してもあの気持ちは残ってる。
皆の事を許すなんて広い心は持ってない。
だけど…
皆の笑顔を見ることが好きだし、皆と話すことが楽しいと思ってしまう。
こんなに酷いことされたのに…
『…皆を許すとかは思ってない。』
渡｢…そうか｣
『そんな心広くないし。今思い出しただけでも泣いてしまいそうになる。』
ラ｢…っ！｣
宮｢…ごめん｣
『皆の事、嫌いになった。』
阿｢…そりゃそうだよな。｣
向｢そんな奴らともっかいグループになりたいなんて思わんよな。｣
一気に空気が沈んだ。
『だけど、こんなにも皆の事嫌いなはずなのに、皆と離れるのは嫌。最低って思ってても皆と居たいって思ってしまうのはなんで…？』
自分でも何が言いたいのかよく分からず、ただ泣くことしか出来なかった。
そんな時、照くんは私をギュッと抱きしめ、
岩｢本当に良かった。
…A、俺らにもう一度だけ、もう一度だけチャンスがほしい。もうAに辛い思いはさせない。｣
皆の方を見ると大きく首を縦に振った。
『…本当に信じてもいいの？』
岩｢約束する。絶対にAを守る。｣
今のSnowManは前の仲の良かったSnowManだ。
空気が温かい。
…皆を、もう一度だけ信じよう。
そういう意味も込めて、照くんにギュッと抱きついた。
『SnowManにもどってもいいですか…？』
みんなは大きく頷いた。
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いちご(プロフ) - 美紀さん» ありがとうごさいます!!そう言って貰えてとても嬉しいです！ (2020年1月22日 16時) (
レス) id: 800a176666 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 初めましてSnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です更新大変だと思うけど頑張ってください応援してます (2020年1月22日 16時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご | 作成日時：2020年1月15日 15時
