No.21 ページ21
次の日からも、毎日交代でメンバーの方が来てくれた。
モノマネが得意な深澤くん。
アニメが大好きな佐久間くん。
女子力高い渡辺くん。
料理が得意な宮舘くん。
筋トレ好きでリーダーの岩本くん。
頭がいい阿部くん。
唯一の関西人向井くん。
ザリガニ釣りが得意な目黒くん。
最年少だけど大人っぽいラウールくん。
SnowManの皆は本当に面白い。
だんだん打ち解けてきた。
全員が口を揃えて言うことがある。
“ AはSnowManにとって不可欠な人。”
皆から何があったのかは聞いた。
○○という人は私達に一切関わらないと約束したらしい。
聞いた最初の頃は、酷い、と客観的に見ていた。
しかし、今ではそれを思い出せないのが辛い。
皆の事を理解したいのに出来ない。
この事件を解決しない限り、目に見えない皆との壁を壊すことが出来ないと感じた。
ある日、いつものようにメンバーが病室に来るのを待っていた時。
�爛�ラガラ��
と静かに扉が開いた。
フードを被っていて顔がよく見えない。
『…ん？誰ですか？』
そう聞いた瞬間
�爛椒灰鱈�
とお腹を強く殴られた。
『いっ…た』
直ぐにナースコールを押そうとしたが、抑えられて動かせない。
フードをとったその人は私を睨んだ。
？｢よくも私をこんな目に…｣
頭をぐっと掴まれた瞬間、ゾワッとまたあの感覚が。
その瞬間、頭の奥にあったものが全て出てきた。
『…○○』
思い出した。
SnowManのことを。
あの辛かった日々を。
そして、私が自らSnowManを辞めると言った事も。
○｢そうだよ私だよ。
お前のせいで辞めさせられたんだよ！｣
○○はポケットからナイフを取り出した。
『ちょ、ちょっと待っ･･･』
○｢私が…私があんたの所にいるはずなんだよ！
なんでお前がデビューすんだよ…｣
涙目になりながらギュッとナイフを握り直した。
『やめて…』
○｢いい加減消えて欲しいんだよ！｣
そう言ってナイフを持った手を振り上げた。
…もうダメだ。
せっかく皆との壁を壊すことが出来ると思ったのに。
短い時間だったけど楽しかった。
みんな、ありがとう。
目をギュッとつむった。
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いちご(プロフ) - 美紀さん» ありがとうごさいます!!そう言って貰えてとても嬉しいです！ (2020年1月22日 16時) (
レス) id: 800a176666 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 初めましてSnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です更新大変だと思うけど頑張ってください応援してます (2020年1月22日 16時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご | 作成日時：2020年1月15日 15時
