No.13 ページ13
皆が帰ってきて、私の今までとは違う雰囲気に自然と緊張感のある部屋になった。
岩｢A…？｣
ラ｢今日なんで収録来なかったの｣
向｢ラウール、多分その事よりデカい話やで｣
何となく、皆は察しているようだった
渡｢なにA、言って｣
翔太くんの冷たい声はこの前までは怖かった。
だけど、今は何とも思わない。
『私、Aは…SnowManを辞める』
岩｢本気か…？｣
『うん』
別に止めてもらいたいとか思ってない。
むしろそのまま、そうですかって軽く終わって欲しい。しかし現実はそう思い通りにならない。
深｢天罰だな。｣
『…は？』
目｢○○をいじめたからいなくなるんだろ？SnowManに悪者はいらないからな。｣
『最後までうちの悪口ですか笑？笑うわ。』
岩｢待てって…｣
『はぁー！もういいわ。さっき事務所には話したし、もう後は皆の許可取るだけだったから。』
照くん以外はみんな私が辞めることに納得しているようだった。
佐｢ファンはどうすんの？｣
『申し訳ないけど仕方ないし。もう今からここ出てくつもりだし。』
阿｢今からなの？｣
『うん。』
目｢てか○○に謝ってもう一度頑張ろうとかしろよ｣
『だってうちやってないもん』
深｢まだ言うかそれ｣
『…なんで』
宮｢え？｣
『今まで辛い時も楽しい時も一緒に頑張ってきたじゃん。なのに…。皆で作り上げてきたものがこんな形で壊れると思わなかった。うちは皆を信用してたけど皆にとってうちは薄っぺらいものだったんだ。みんな、今までありがとうございました。』
自分が思っていたこと全てをだした。
岩｢A、後悔しないの？｣
『うん。もう充分だよ。』
岩｢…どこ行くの？｣
『実家に帰る』
岩｢SnowMan辞めてどうすんの、｣
『そんな心配はいらないよ。裏切り者さん』
岩｢…は？｣
『○○と付き合ってるんでしょ？』
岩｢は！？ちげーよ！｣
『もういいよ。ここにうちの居場所ないから。』
岩｢待てって…!!｣
私は玄関を飛び出した。
後ろを向いて、シェアハウスを見た。
今まで楽しかったな。
仕事で疲れても皆がいたから元気になれた。
だけど今は窮屈でしかない。
これからSnowManはどうなるんだろう。
マスコミは急な出来事に驚くだろうな。
ファンは悲しんでくれるかな。
そんな事を考えてるうちに涙が出てきた。
やっぱりSnowMan好きだったな。
どうか、皆正しい道を選んでくれますように。
キキーっ！
目の前には車が。
私の記憶はそこまで。
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いちご(プロフ) - 美紀さん» ありがとうごさいます!!そう言って貰えてとても嬉しいです！ (2020年1月22日 16時) (
レス) id: 800a176666 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 初めましてSnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です更新大変だと思うけど頑張ってください応援してます (2020年1月22日 16時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご | 作成日時：2020年1月15日 15時
