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それから私たちは風呂を終え、リビングでお互い向き合って、ペンを持ち書類を睨みつけていた
「……増えてねぇか」
『厚みがいつもの3倍あります』
「今すぐベッドに行こうと言いてぇが明日休み取ったせいで後回しに出来ねぇ。
こうなったら全集中力を使って2時間で終わらせるぞ」
『了解であります』
なんか字が難しくなってきたなぁ
でも別にこういうの嫌いじゃない
時々ちらっと上を向くとリヴァイさんがすっごい儚げな表情してるのやばいしまつ毛とあと肘ついて口元に左手置いてんのまじすき
『幸せですね』
「急にどうした、今日は人類最悪の日だぞ」
『リヴァイさんといれるのなら、私は何があろうと幸せですよ』
「戦場でもか」
『はいっ』
「浮かれすぎんなよ、あーほ、」
リヴァイさんは拳を作ってコツン、と私のおでこを押した
『いちいち言動があざとい』
「お前はド直球すぎて胃もたれする」
『そういうとこも好きですけどね』
「俺も嫌いじゃねぇよ」
『好きではないんですか？』
「言わせたがるな、ちゃんと好きだ」
『ん゛っ、ちょ、もぉ……』
「お前が言わせたんだろうが」
『ほら、リヴァイさん書類、書類ですよ』
「こーゆー時だけ真面目になりやがる」
あー、めっちゃ好き
どうしようもなく、今の時間が、この人が、
過ぎて欲しくない時間は、一瞬で終わるから、
せめて、伝えられるだけの好きを、愛を、伝えたい
あぁ、もう“その日”が終わるのか
スタートには、ゴールがある
1話目が、終わる
もう、始まってしまった。
時間は、必ず過ぎる
私の命は、いつ尽きる
もしも、元いた世界に戻ってしまったりしたら、どうなる
いや、どの道死ぬ運命か、私は。
それが私が選ぶ道だ
でも、それならば残ったリヴァイさんは、みんなはどうなる？
変な情が混じって悲しんだりしないだろうか
心を病んだりしないだろうか
それならいっそ、こんな関係終わらせた方がいいのではないか
夜、1人の時いつも考えてしまう
でも、それでも、
ちらっと視線を前にやる
そこには、静かに文字を綴るリヴァイさんがいた
あぁ、ほんとに
どうしようもないくらいに、あなたが、
愛おしいよ。
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mio - いいですよね悪魔の子 (2022年6月14日 14時) (
レス) @page48 id: 60c83fa608 (このIDを非表示/違反報告)
れび(プロフ) - あさみさん» ありがとうです！！ネタとかは決まってるんですけど進まない……長くなると思いますがお付き合い下さい！！ (2022年3月10日 19時) (レス) id: be9f459e10 (このIDを非表示/違反報告)
れび(プロフ) - みんさん» コメ感謝！！お褒めの言葉ありがたい……頑張ります！！ (2022年3月10日 19時) (レス) id: be9f459e10 (このIDを非表示/違反報告)
あさみ(プロフ) - あー！！めっちゃ気になる〜！笑 続き大変かもしれませんが頑張ってください！ (2022年3月9日 0時) (レス) @page50 id: 2e88d3e072 (このIDを非表示/違反報告)
みん - シーズン1から2日で読み終わりました！！ とても面白くて次の話を読むのが待ちきれないです！！これからも頑張ってください！！ (2022年2月24日 21時) (レス) id: 7f63295d8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神楽 | 作成日時：2021年12月20日 7時
