得に何も(即答) ページ35
貴方side
あのあと、家(仮)に帰ると
泣きすぎて顔がぐちゃぐちゃになった
ルフィ君がエース君に飛び付いていった。
サボ君もかなり心配したらしく、
二人はずっと、入り口のところで
エース君の帰りを待っていたらしい。
ダダンさんもほっとけば帰るとかいいながら
布団でずっと眠らずにいたっぽい。
愛されてんなー...エース君。
そーいう光景を横目に、
自分は風呂へと向かった。
＊
現在地、崖っぷち。←
風呂から上がり、夜風に当たるため
見晴らしのいい崖付近にきた。
丸太の上に腰を掛け、ボーッとしている。
...自分もう帰らなくてよくね。
此方でも向こうでも、居場所がないことに
変わりはねぇし。
賞金稼ぎにでもなれば、十分生きていけるし。
...あっちは、
勉強をしないといけないし、
猫をかぶらないといけないし、
空気を読んで目立たず、また地味すぎず、
うまく生きていかないといけねぇ。
絶対此方の方が楽だろ...。
貴「って、人が悩んでるときにさぁ。
背後から首にナイフ突きつけてくるなんて。何。俺のこと殺しに来たのかよ。エース君。」
首に冷たい感触があり、振り替えるとそこには
ナイフを突きつけてきているエース君がいた。
最近のガキは物騒だよな。
エ「...どう思った。」
貴「は。」
エ「...俺が、俺が犯罪者の...海賊王の息子だと知ってお前はどう思った！？」
貴「得に何も(即答)」
エ「嘘つくな！！」
貴「...嘘なんかついても意味ねぇだろ。」
エ「...どうせお前も俺に居なくなってほしいんだろ！」
貴「え、いや別に。君一人居ようが居まいが自分が生きていくのに何の支障もないし。」
エ「...なら、何でそんな見下したように見やがる...!!お前は最初っから気に食わねぇんだよ！」
貴「悪いんだけど目付きは生まれつき死んだ魚の目でさ...。」
エ「.........。」
貴「ﾊｧ...わかった、わかったから。君の望む回答をすりゃいいんだろ。別に居なくなってほしいとは思ってねぇよ。
ただ、可哀想にって思ってる。」
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古 - (続き)無気力だけど周囲を巻き込みながらOPの世界を旅する夢主ちゃんが今でもはちゃめちゃに好きです。今でも消さずに残して下さりありがとうございます。ふらりと作品を覗きに来て下さった時にでも読んで頂けていたら幸いです。長文失礼しました。 (2022年5月17日 0時) (
レス) id: f1e3fff660 (このIDを非表示/違反報告)
古 - コメント失礼します。小説が更新されていた当時の読者の一人です。数年ぶりに読みに戻らせて頂きました。今でも他ジャンルの夢を追いかけているのですが、OP夢だけは今でも思い出すくらいあなたの夢が大好きです。 (2022年5月17日 0時) (レス) id: f1e3fff660 (このIDを非表示/違反報告)
眠 - 主人公の性格うける。おもろい。 (2022年2月24日 20時) (レス) @page13 id: da7f60a8f5 (このIDを非表示/違反報告)
すずめ - 夢主の一人称が初めは自分なのに途中から俺になってますよ、俺っ娘苦手なので変更できませんか？ (2020年10月31日 8時) (レス) id: 252551b999 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - ヤベェ、こういうの好みどストライクでテンション上がる (2017年11月4日 21時) (レス) id: 5f42220b54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キノ | 作成日時：2016年3月13日 22時
