秘密の対談 ページ31
Aside
｢〜っていうことがあったんだけど…｣
理子｢A、それはモテてるのヨ｣
｢………………ほ？｣
伊藤くんと三橋くんが購買に行っている間
相良さんのことを理子ちゃんに相談すると
謎の答えが返ってきた
理子｢ほ？じゃないわヨ！
だってハンカチ返しに来たんでしょ!?わざわざ！｣
｢ん〜…わざわざ……なのかな〜？｣
理子｢じゃなかったら今頃Aボコボコよ？｣
｢…………生きてるって素晴らしいね｣
神様ありがとう
理子｢相良もしかしてAに一目惚れしたんじゃ…｣
｢えぇ〜!!?ないないないない！私だよ!?これだよ!?｣
絶対にりこちゃんの方が可愛いし
理子｢考えてもみなさいヨ！
好きでもなんでもない子の
ハンカチ返しに来る男！いる！？｣
しばらく考えてみる
｢いないね｣
理子｢でしょ！！？｣
理子ちゃんは自信ありげに机を叩く
｢つまり理子ちゃんが言いたいのは相良さんは
私に一目惚れしてるんじゃないのってこと？｣
理子｢そー！そーヨ！｣
お弁当の卵焼きを口に入れると
代わりのように言葉が口からこぼれた
｢…でも私には伊藤くんがいるしな〜……｣
理子｢あら、そんなこと言えるようになったの｣
ハッと気づくとは理子ちゃんは
ニヨニヨしながらお弁当を食べていた
｢ちがっ！！そうじゃなくて！！どう断ればなと！｣
理子｢伊藤くんがいるんですもんね〜｣
｢からかわないでよ！もう！｣
いくら怒っても理子ちゃんは
ハイハイそうでちゅね〜と頭を撫でてくる
そこに、何やってんの〜？と言いながら
伊藤くんと三橋くんが戻ってきた
伊藤｢あのさ、A夏休み何か予定ある？｣
｢え……今のところ特には…｣
伊藤｢じゃあ､うちの別荘行かない？｣
もちろん三橋と理子ちゃんも、と言葉を続ける
そうだ、忘れてたけど伊藤くんは
お金持ちだったんだ こんな頭だけど。
｢いいの？｣
伊藤｢もちろん、でもここからちょっと遠いけどね｣
三橋｢さすがボンボンじゃ！｣
理子｢コラコラ、三ちゃん｣
キーンコーンカーンコーン
理子｢じゃあ、詳しい話は帰りにしましょ｣
｢うん、またね！｣
最近はいいことばかりだな。
夏休みも皆で一緒か。
けれど
私は知らなかった
まさか、
"あんなこと"が起きるなんて
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Runa - 更新がんばってください！応援してます！ (2021年6月25日 17時) (
レス) id: cf36c57a0e (このIDを非表示/違反報告)
茶乃豆 あん子(プロフ) - みさきさん» コメントありがとうございます！亀更新になってしまうと思いますが頑張ります！！ (2019年11月3日 20時) (レス) id: a5cb8bdaa1 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - とっても面白いです！！これからも更新頑張ってください！ (2019年11月3日 20時) (レス) id: 402c6990c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶乃豆 あん子 | 作成日時：2019年3月29日 20時
