黒崎さんはウニが苦手２

逃げて ページ12

三橋くんと別れて
近道をして帰路を歩く





《俺が決めたことだし、
てめーに謝られる筋合いはねーよ》



三橋くんは私なんかより、よっぽど強い、


喧嘩も心も。



｢………スゴイなぁ…｣




私も、それくらい強くなれれば

傷つくこともないんだろうか。




｢やめてっ！！離して！！｣


聞き慣れた声


角を曲がってみると三人ゴツイ身体をした男がいた



それに親友の京子も。



京子｢私には彼氏がいるって言ってるでしょ！！？｣

｢僕以外の奴に君は渡さないよ｣

｢てめぇ！！大人しく宅野さんの言うこと聞けや！｣



宅野と呼ばれたモヤシみたいに細い男は

京子に近づく


宅野｢いい加減 僕の女にーっ｣

京子｢お前みたいな奴誰が付き合うか!!このモヤシ！｣





ﾄﾞｽｯ





京子｢う…っ………｣


男の1人が京子の腹を殴り気絶させた


｢京子っ！！｣



走り寄り助けようとするけど



後ろから頭を殴られ









意識が途切れた

危険→←甘くて苦い

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