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どれだけ願っても ページ37

伊藤side









目が覚めても夢が続いているような気がした


ベットの上で自分の手のひらを見つめる






蝉の鳴き声が俺を嘲笑っているように聞こえた






"キミだれ?"






Aの声が頭の中をこだまする








あれはきっと罰なんだ



Aを守ることが出来なかった俺への。






あの笑顔も、名前を呼んでくれる声も、





ぜんぶ……全部俺が…………





伊藤「自分で手放したんだ…っ」








インターホンの音が俺を現実に引き戻した





理子「はぁい、伊藤ちゃん元気?」

三橋「顔色わりーんじゃねぇか?」

伊藤「……暑さでちょっとバテた だけだから」







三橋「見舞い行くぞ、」

持ち上げたビニール袋がガサリと鳴った









来るのは2度目

黒崎Aと書かれているドアの前




俺はここに入っていいのか?





理子「伊藤ちゃん、大丈夫よ」

伊藤「……うん ありがとう」





ガラッとドアを開くとAが

ベットの上に座っていた







A「あ、三橋くん理子ちゃん…えっと…」

三橋「伊藤、伊藤真司じゃ」






A「いとう………しんじ……」

その笑顔の先→←謎の碧



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Runa - 更新がんばってください!応援してます! (2021年6月25日 17時) (レス) id: cf36c57a0e (このIDを非表示/違反報告)
茶乃豆 あん子(プロフ) - みさきさん» コメントありがとうございます!亀更新になってしまうと思いますが頑張ります!! (2019年11月3日 20時) (レス) id: a5cb8bdaa1 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - とっても面白いです!!これからも更新頑張ってください! (2019年11月3日 20時) (レス) id: 402c6990c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茶乃豆 あん子 | 作成日時:2019年3月29日 20時

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