修学旅行は恋のイベント ページ23
No side
椋木「えー、来月からの修学旅行は〜…」
ある日の昼下がり
眠くなるくらい心地のいい気温の中
ゆる〜い先生の説明を聞く
そういえば来月から修学旅行か と伊藤は思う
別に知らなかった訳では無いけれど
ここ最近 色々な出来事があったから。
中学生の時の修学旅行では
男友達と楽しい3日間だったけど
今回は彼女がいる
それだけで中学生の頃よりもワクワクした
横を見るとキラキラと
目を輝かせて話に聞き入っている
その顔を見た伊藤の口角は思わず緩んでしまった
椋木「それじゃあ、今から行動班決めてー」
先生の合図で皆バラバラと
それぞれの友達や仲のいい子のところに
駆け寄り始める
男「黒崎さん、俺らと同じ班にならない?」
男「黒崎さんと行きたいところあるんだぁ」
見ると黒崎Aは他の男子生徒に誘われていた
あんまり男慣れしていないAはオロオロしている
睨み殺してやろうか、と伊藤が思った。
その時、
「ご、ごめんね 私 決まってるから…」
と言ってAは伊藤の方を見た
「だよね、伊藤くんって…何その顔……」
「……んへへ〜」
彼女に上目遣いで聞かれて
まともな顔でいられる男がいるわけが無い
83人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Runa - 更新がんばってください!応援してます! (2021年6月25日 17時) (レス) id: cf36c57a0e (このIDを非表示/違反報告)
茶乃豆 あん子(プロフ) - みさきさん» コメントありがとうございます!亀更新になってしまうと思いますが頑張ります!! (2019年11月3日 20時) (レス) id: a5cb8bdaa1 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - とっても面白いです!!これからも更新頑張ってください! (2019年11月3日 20時) (レス) id: 402c6990c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:茶乃豆 あん子 | 作成日時:2019年3月29日 20時