黒崎さんはウニが苦手２

愉快な仲間たち ページ21

Aside






授業が終わって昼休み





いつもなら伊藤くんとお昼を食べるが

今は顔を合わせて食べる度胸なんてない






急いで教室を出ようとすると

伊藤くんがこちらに駆け寄ってくる




(ヤ…っヤバい！！)


伊藤｢ねぇAお昼一緒に食べーっ｣

椋木｢黒崎ちょっといいか？｣




私と伊藤くんの間に入る椋木先生


(ナーイスッ！！ナイスッ！！)


｢なんですか？先生｣

椋木｢いや、 お前暇そうだから
クラスに配るプリント取りに着いてきてくれ｣




いつもだったらキャラの濃い先生ばっかりで
断るけれど今日はべつ

｢はーい！｣



大きく元気に返事をした

伊藤くんの凄い顔を見ないように。






山口｢あら､黒崎さんじゃない｣

職員室で待っていると案の定 先生達に取り囲まれた

｢こんにちは〜｣



水谷｢つっぱるのは…………………よくないですよ｣

｢つっぱってません あと、タメ長いです｣



伊藤くんと三橋くんと
よく一緒に居るからかな？



反町｢友達できたか？あんな見てくれだったから…｣

｢沢山できました あと、先生に言われたくないです｣




そりゃ初日のメイクは
反町先生に注意されるくらい濃かったけど





しばらくして椋木先生が
プリントを持って帰ってきた


椋木｢……プリントよろしく頼んだ｣


山口先生がいるからか
無駄にカッコつけて(カッコよくはない)渡してきた




山口｢生徒に信頼を託している…！素敵だわっ！｣

椋木｢そんなこと……ないですよ｣



と、また"無駄に"カッコつける



山口先生も託してるって……





｢失礼しました｣

プリントを受け取って職員室を出た









作者)先生達との絡みを書くの楽しかったです(笑)

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