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正直、こんなに非現実なことを信じてる自分がおかしい。
いや、信じられない。
BOSSって？
チームって？
一体なんなんだ。
ドヨンさんについて、今廊下を歩いているこんな高級そうなホテルは、彼らの知り合いが貸してくれていて、秘密裏に改造している部屋があるらしい。
スパイとか？そういう感じ？
DY「チームは二つですが、僕たちのチームは9人で、もう一つは現在7人で、異なる拠点にあります。」
そんなに人数がいるんだ、、、
そして、そのBOSSが、テヨンなんだ。
DY「ここが事務所です。」
ドヨンさんは部屋の鍵をあけて、中に案内してくれた。
すると、なんだか見覚えのある人がいた。
HC「あ、Aちゃん」
今度は店員の姿ではなく、黒スキニーにジャケットを羽織って、ドレスコードを着崩したような格好だ。
いわゆる、マフィアの正装なの？
DY「あ？何でお前がいるんだよ」
HC「マクヒョンから聞いた。」
DY「まあいい、どっちにしろみんな会うことになる。」
ドヨンさんと喋っている男の人が、「僕はヘチャンです。よろしくAちゃん」、と手を差しだした。
「、よろしくお願いします。」
DY「こっちはマークとジャニヒョン。」
JY「Nice to meet you.」
ジャニさんそう言ってとっても紳士的にお辞儀をして、握手をした。
MK「あ、僕は、Mark。」
DY「こいつはUnder BOSSだよ。」
HC「Under BOSS〜!!!」
JY「yeah〜〜！！」
なぜか盛り上がるなか、恥ずかしがるマークさんとも握手をした。
DY「隣の部屋が空いていますので、今日はそこに泊まってください。衣服も食事も準備済みです。」
え、こんなに高そうなホテルに泊まるの？？
DY「それでは明日から出発するので、あ、ジャニヒョン、諸々の準備をお願いします。」
JY「OK.」
………なんだこれは。
テヨン、一体どんな組織を立ち上げたの。
あのとき薬を運んでいた少年が、成長して、独立して、
「僕たちはマフィアみたいなもの」、とドヨンさんは言っていたけれど、
テヨンは今、何をして生きているの？
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作者名：urru | 作成日時：2021年3月13日 2時
