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昨日の酔いはもう覚めて、気持ちのいい朝だった。
まあ、そんなに飲んではいないけど。
あれからマークとも仲良くなって、
連絡先を交換した。
お互いに、なんか真面目な話をしてたかな？
思い出して番号を眺めていたら、
部屋のドアをノックする音が聞こえた。
「はい、」
ドアを開けると立っているドヨンさん。
DY「そろそろ出発しますので、向かいましょう。」
「はい、」
DY「ここから目的地まではすぐですけど、車、あちらに乗られますか？」
「え？」
DY「昨日、あの子たちと仲良くなられてるようでしたので…？」
え、まずかったかな、
って思ってドヨンさんのお顔を見たら、
ふふっと笑っていた。
「あ、いえ、、」
DY「そうですか…ヘチャンが寂しがるのに」
そう言ってまたハハッと笑っている。
「、大丈夫です…！」
ほんとに、
私はそれどころではないんだから。
出会ったことのない非日常に
昨日はたくさんわくわくした。
初めて会う人たちなのに全く怖くはなかった。
だって今日、テヨンに会えるの。
ほんとに会えるなんて信じられないけれど、
最初の伝言は、絶対にテヨンだった。
でももうこれが、現実でも夢でも
どちらでも良いような気がして、
車に乗り込んだ。
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作者名：urru | 作成日時：2021年3月13日 2時
