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past to present（sweetest boy） ページ19
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「、これ、みて、」
「あらジェヒョン、とっても上手ね。
…あなたはなんでもできる子よ。私の子だもの。」
女一人で僕を育ててくれていた母さんは、
もうこの世にいない。
賢くて、綺麗で、優しくて、
僕をすごく愛してくれていた。
なのに、
女をつくって逃げたあの男の借金のせいで、
壊れていった。
僕はあの男を父とは呼ばない。
家のドアを叩く音が鳴り止まない毎日から
少しでも僕を遠ざけたかった母さんは、
母さんの姉さんの家に僕を置いた。
「すぐ迎えに来るわ。…体調に気をつけるのよ？」
と、綺麗な手で僕を撫でた。
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作者名：urru | 作成日時：2021年3月13日 2時
