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いよいよ今日、私はよくわからないままだけど、集まりに向けて出発するらしい。
丸一日もかけて移動なんてどこまで行くんですか、とドヨンさんに聞いたけど、お答えできません、とやっぱり言われた。
HC「わあ…Aちゃん」
『、なんか、落ち着かないんだけど』
私は何故か、ジャニさんが用意してくれた
丈の短いタイトで綺麗なドレス。
すごく上品でおそらく高級品で、もったいない。
これが正装らしい。
HC「ううん、綺麗。だから、安心しないで」
『え？』
ヘチャンは私をまっすぐ見つめてくる。
だから、なんかすごく恥ずかしい。
それに今日は、この部屋に、見たことない人たちが沢山いた。
ドレススーツのようなジャケットを羽織っていて、みんな正装をしている。
きっとこの全員が、テヨンのチームだ。
ヘチャンと同じくらいの学生っぽい子たちや、ドヨンさんやジャニさんのような大人の人たちまでたくさん。
DY「お前が一番危険なんだよ」
HC「何で、どこが。俺Aちゃんの護衛係だから。」
DY「Aさん、こちらです。お前はテイリヒョンの車。」
HC「ちょっと待ってよ」
RJ「ヘチャナ〜早く来いよ〜」
HC「うるさいなロンジョン」
RJ「あ！？ロンジョっ、てめえ」
ヘチャンの言うことはなにも聞かず、私を引いていくドヨンさん。
なるほど、BOSSにも物を言うことができる権力者とはこういうことなのね。
それでついた先は、ジャニさんが運転する車。
3列ある後部座席のうちの最前列に案内された。
なんだか私、これからパーティに行くお姫様みたい。
...っていやいやいや、つけあがるのはやめておかなきゃ。
これからなにがどうなるかも、わからない。
私はただ、テヨンに会いたいだけ。
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作者名：urru | 作成日時：2021年3月13日 2時
