俺が好きになった子はとんでもないドMだった。 (ページ1)

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『テヨンオッパ、好きです。その足で私のこと蹴って欲しいな』

「黙れ犬。」

耳を引っ張られながらこんなことを言って登校しているのは僕の好きな子。名前はA。ドM。

一緒に登校してきているテヨンという人は
実の兄でドS。二人は兄妹で、需要と供給がぴったしだ。2人とも容姿端麗なため、カップルとみられやすいがSM兄弟の名は有名である。

僕はAとしゃべったことはない。
僕の前の席で、授業中寝ている姿になんか惹かれた。透明感がすごくて、風景に透けてるみたいだった。(それは嘘)
Aに僕の認知はもらえるだろうか、知れない。

「オッパもう行っちゃうんですか？」

「あ？そういや今日俺委員会だ。6時までここで待っとけよ、ここだからな。いやーさむいな、今日は」

「6時までね、うん、待っとく！」

あいつ、顔はすげえかわいいんだよ。

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全校集会中、彼女は後ろからでもわかるほど

ニヤニヤしている。

きっと、テヨン先輩を見ているのだろう。
テヨン先輩は成績優秀なため、先生の薦めより
生徒会の会長になった。しかもカリスマ性がすごくある。
彼女はおそらくステージ上の先輩をみて、かみしめる。
［あー、あの目で蔑まれたい］と。

好きなこの考えていることはだいたいわかる。
話したことはないけど。

もしも話せたら僕は、、、ぼ、僕は、、、

テヨン「今日からみなさんは新しいクラスです。
　より多くの人と感覚を刺激し合い、
　自分を高めていきましょう。
　僕からは以上です。」

やっぱかっけえな。

人一倍拍手を贈る俺

と、妹さん。

推しを推してる推しを推す俺。です。

結局ドSお兄さんのファンでもあるんだよ。

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