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ソラ、という女の子は
品物を盗まれた組織の人たちの腹いせで
傷つけられ、痛めつけられ、最後には殺された。
DY「敵に回した組織の奴がよくもまあ、運びの少年のガールフレンドまでよく知ってるっていうのもありえないことではあるけど…。これがお前とテヨンヒョンが出会う前の話。」
『…そうなんですね。』
DY「その時はヤクザの常識とかよく知らなかったけど、本来のヤクザはターゲットの妻や恋人には絶対手を出さない決まりがある。
でも、ソラを手にかけた奴らや、たった今巷で悪さをしている奴らはそういうルールがないんだ。」
お酒なんて抜けたのかと思うほど
はっきり喋るドヨンさん。
でも何故今、私にこの話をしたのだろうか。
DY「だからヒョンが決まりをつくったんだ。うちには守るものがいてもらっては困るって。」
なんのために今さらルール説明なんてしているのだろう。
何かいいたそうなことが、はっきりわからない。
するとドヨンさんは少し息を吐いて、私を見た。
DY「だからA。
ヒョンがお前をもう一度誘拐したのは、
組織を抜けて、Aと生きていきたい
と思ってたんだよ。」
『...え？』
…何を言っているのかわからない。
だって、
それでもテヨンは組織を抜けていないのに。
DY「僕が止めたんだ。…やっと流れにのってきたタイミングでヒョンが抜けるのは考えられなくて。でも、Aの状況をみて、見捨てるわけにもいかなかった。」
ドヨンさんは淡々と話してくれているのに、
私の頭は一向に追いつかないままだ。
『、待ってください、、つまり、どういう？』
私が尋ねると、ドヨンさんはワインを飲み干して俯いた。
DY「だから、Aを構成員として迎えるようにしたのは俺なんだ。」
『じゃあ、BOSSは……』
DY「ヒョンはお前のことをずっと愛してるんだよ。」
「弟たちと一緒じゃない。女の子として。」
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urru(プロフ) - りいさん» お待たせしてしまってすみません！頻度はお約束できませんが頑張りますね！ありがとうございます(TT) (2021年12月14日 1時) (
レス) id: 39da3a00d6 (このIDを非表示/違反報告)
りい - すごく好みのお話で昨日と今日、一気読みしちゃいました!!笑 無理しない程度に更新楽しみにしてます(* ´ ▽ ` *) (2021年8月30日 0時) (レス) id: ee43a41b7f (このIDを非表示/違反報告)
urru(プロフ) - なっちょさん» コメント頂けることがとても励みになります！ありがとうございます！ (2021年4月11日 1時) (レス) id: 39da3a00d6 (このIDを非表示/違反報告)
なっちょ(プロフ) - 先程小説拝見させて頂きました(*´ω`*)次話お待ちしてます！ (2021年4月11日 0時) (レス) id: 96e02510df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：urru | 作成日時：2021年4月10日 10時
