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お風呂から上がったBOSSは申し訳なさそうに
「ごめん、今日はすこし休もうかな」と言って寝室に入った。
今日はドヨンさんと二人でこの大量の出前ジャンクフードを平げなければならない。
DY「わざわざ濡れて帰るなんて、どうせ落ち込むことでもあったんだろ。」
『落ち込むこと、ですか？』
DY「、ていうか、テヨンヒョンは考え始めると厄介なことをふと考えちゃったんだと思うよ。たまにある。」
知らなかった。
困り眉のBOSSなんて散々見てきたけど、ほんとに気分が下がって沈んでいる姿などは見たことがないから。
DY「Aも、久しぶりに話したかったんだろBOSSと。BOSSもたまにここに寄ってはいたけど最近"お前が"ここを出入りしてないし。」
私は最近マークと下の子たちと組むようになってずっと一緒にいるから
寝るためにでも事務所にはあまり帰ってこなかった。
『はい。最近の仕事のこととか、話したかったんです。』
DY「まあすぐあの人も帰るわけじゃないし、ゆっくりお話ししてあげて。」
『はい。』
BOSSの好きなメニューばかりが並ぶテーブル。
もし一緒に食べていたら、「ん〜これだよ〜」って幸せそうな顔をしているに違いない。
そんな可愛いのが私たちの、この組織の、BOSSだ。
そんなことを考えているとドヨンさんが咳払いをする。
DY「、A。もし、今テヨンヒョンが組織を抜けたらどうする？」
スープを掬おうとしていた私の手が止まる。
BOSSが今組織をやめたら…？
そんなの、組織の損失が大きいに決まっているけど、BOSSの勝手だし私が関係することじゃない。
そんな話が出るなんて、何か辞める理由があるのだろうか。
『…BOSS、辞めたいと仰ってるんですか？』
DY「いや。もし辞めてもAはこの組織に残り続けるの？」
『……はい。辞める理由が私にはありません。』
DY「……そっか。まあちょっとある話を聞いて欲しいんだけど、」
話を始めるドヨンさんは、BOSSのお気に入りのワインを開けちゃっていて、二杯目を注ぎ始めた。
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urru(プロフ) - りいさん» お待たせしてしまってすみません！頻度はお約束できませんが頑張りますね！ありがとうございます(TT) (2021年12月14日 1時) (
レス) id: 39da3a00d6 (このIDを非表示/違反報告)
りい - すごく好みのお話で昨日と今日、一気読みしちゃいました!!笑 無理しない程度に更新楽しみにしてます(* ´ ▽ ` *) (2021年8月30日 0時) (レス) id: ee43a41b7f (このIDを非表示/違反報告)
urru(プロフ) - なっちょさん» コメント頂けることがとても励みになります！ありがとうございます！ (2021年4月11日 1時) (レス) id: 39da3a00d6 (このIDを非表示/違反報告)
なっちょ(プロフ) - 先程小説拝見させて頂きました(*´ω`*)次話お待ちしてます！ (2021年4月11日 0時) (レス) id: 96e02510df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：urru | 作成日時：2021年4月10日 10時
