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第二十四話 ページ26

プルルルルル

『はい。鳴海です。』

マネ「あっ、良かった繋がった…。藍くんのマネージャーの佐渡です。実は…お兄さんのことで相談がありまして。」

『はい。』

マネ「実は、藍くん最近ずっとどんよりしてて、スマホの画面を見ながら独り言をずっと喋っているんです。それで元の元気な藍くんに戻って貰いたくて。妹さん、何か知りませんか?」

『…たぶん、その原因。私です。』

マネ「え。妹さんがですか?」

『つい最近、兄と言い争いをしてまって。』

マネ「そうだったんですか。」

『私から言っておきますので、すみません。ご迷惑をおかけして。』

マネ「いえ!そんな!では、よろしくお願いします。」

『はい。』

ブチッ

『…はぁ。またか。』

江口「またって、何が?」

『兄のネガティブモードです。』

江口「お兄さんの?」

『すぐあーやって拗ねるんです。子供じゃないんだから。』

江口「Aは大人だね。」

『普通だよ。』

江口「そんなことないよ。だって俺だって嫉妬とかする時あるし、拗ねたりもする。」

『え?』

江口「Aが他の男性声優さんと仲良くしてると嫉妬するし、Aが俺のそばから離れて他のところに行ったりしたら拗ねる。」

『…。』

江口「それは大好きだから。お兄さんもそうなんじゃない?」

『なるほど…。』

江口「仲直りしたら?」

『…うん。』









藍「はい…。もしもし……っA!その、今間は悪かった!許してくれ!」

『…うん。こっちもごめん。嫌いとか言って。』

藍「いや、俺が悪いんだ!だから謝るな!Aの口からごめんなんて聞きたくない!」

『…。』

藍「お前のことを守ってくれる人が出来たのが悔しかったんだ。今までは俺がAのことを守ってたのにいきなり現れて。」

『うん。でもさ、もう大丈夫。私だってもう大人だよ?』

藍「そう…か。」

『うん。』

藍「A。」

『何?』

藍「幸せになれよ。」

『…うん。お兄ちゃんも早く素敵な人見つけてよね。大好きだよ。ばいばい。』

藍「おぅ……って今なんて!…きれてる。でも今間違いなく、大好きって!…うしっ!仕事頑張るか!」

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夏來(プロフ) - お疲れ様です!めちゃくちゃ面白かったです! 希望とあれば…この後の続編も読んでみたいです…なんてね笑 (2018年12月5日 23時) (レス) id: 9601f6554c (このIDを非表示/違反報告)
夏來(プロフ) - えっこんな展開あり!? めちゃ好き! 夢主ちゃんカッコいい!! (2018年12月5日 21時) (レス) id: 9601f6554c (このIDを非表示/違反報告)
夏來(プロフ) - あー笑 藍くんの内心好き笑 夢主ちゃん判断力すごい笑続き楽しみしています! (2018年12月3日 18時) (レス) id: 9601f6554c (このIDを非表示/違反報告)
夏來(プロフ) - あらー…寂しい…でも!修学旅行楽しんできてね! 今後の展開楽しみにしています!! (2018年11月19日 18時) (レス) id: 9601f6554c (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 夏來さん» てへぺろですね笑私もそこはお気に入りです (2018年11月15日 21時) (レス) id: 43957f05f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シオン | 作成日時:2018年10月26日 22時

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