第十五話 ページ16
江口「Aっ!」
『江口先輩。』
江口「LIVEお疲れ様。」
『サプライズびっくりしましたか?』
江口「超びっくりした。でも楽しかったよ。」
『良かったです。』
江口「そうだ!一緒に帰ろ。」
『私もそのつもりでした。』
江口「じゃあ、車で待ってるから。」
『車で来たんですか?』
江口「うん。何?キュンとした?」
『そこまでは。』
さ、流石、ツンデレの鳴海A。
『…でも。』
江口「…?」
『かっこいいな…って。』
キュンッ
江口「…っ///」
『顔、真っ赤だよ?』
ここに来て急なタメとか…
無自覚でやってるから余計可愛んだよなぁ
江口「A?」
『何?』
江口「…大好きだよ。」
『……///』
江口「真っ赤。可愛い。」
『誰のせいですか。』
江口「僕。」
小さくて柔らかい唇。
指でなぞると彼女の頬は赤みを増した。
そこに僕の唇を重ねればさっきまでのかっこいい彼女は無く、僕の可愛い彼女がいた。
江口「…ヘヘッ」
『今度は…』
江口「?」
『今度は…TrignalのLIVE…行ってもいいですか?』
江口「もちろん。」
彼女は嬉しそうに笑った。
あーどうしよう。
今夜は長くなりそうで怖い。
Instagramにて
ーーー@江口拓也
AのLIVE行ってきました!
最高に楽しかった。
ーーー@〇〇
ベタ惚れですね。江口さん。
ーーー@〇〇
A…って呼び捨て!?流石、彼氏様。
『…終わりました。って江口先輩…何、スマホ見てニヤニヤしてるんですか?』
江口「いや、なんでもないけど?」
『怪しい…見せてください。』
江口「え、ヤダ。」
『なんでですか?』
江口「どうしても。」
『……拓也のバカ。』
かっっっっっわい!
江口「これです。」
『?』
ーーー@〇〇
A…って呼び捨て!?流石、彼氏様。
『……///』
江口「彼女様的にはどうですか?」
『いいと思います…。』
江口「じゃあ、これからは僕のこと拓也って呼んでね。」
『え。』
江口「いいじゃん。プライベートだし。」
『……拓也?』
江口「うん。何?」
『…好きだよ?』
破壊力が…。
江口「僕も大好きだよ。」
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夏來(プロフ) - お疲れ様です!めちゃくちゃ面白かったです! 希望とあれば…この後の続編も読んでみたいです…なんてね笑 (2018年12月5日 23時) (レス) id: 9601f6554c (このIDを非表示/違反報告)
夏來(プロフ) - えっこんな展開あり!? めちゃ好き! 夢主ちゃんカッコいい!! (2018年12月5日 21時) (レス) id: 9601f6554c (このIDを非表示/違反報告)
夏來(プロフ) - あー笑 藍くんの内心好き笑 夢主ちゃん判断力すごい笑続き楽しみしています! (2018年12月3日 18時) (レス) id: 9601f6554c (このIDを非表示/違反報告)
夏來(プロフ) - あらー…寂しい…でも!修学旅行楽しんできてね! 今後の展開楽しみにしています!! (2018年11月19日 18時) (レス) id: 9601f6554c (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 夏來さん» てへぺろですね笑私もそこはお気に入りです (2018年11月15日 21時) (レス) id: 43957f05f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シオン | 作成日時:2018年10月26日 22時