検索窓
今日:7 hit、昨日:11 hit、合計:94,254 hit

36匹 ページ39

向こうも少し気が抜けたのか、少し笑いだした。

少しばかりか、談笑して、彼も緊張がとけたようだ。

「あ、ここで話すのもなんっすから、天気もいいし、外で話したいッス。」

「あ、うん、いいよ、行こっか」

怨まないで下さいっすね

「…… 愚者の行進(ラフ・ウィズ・ミー)

「!!!!!!」

そのまま、ベル君たちのいるところまで、走る。

俺だって、守りたいんっすよ!!


ギリッと歯をかみ締めた。


ラギーside.終了
.



.



.




「イデア寮長、来ました」

「OK、入ったら、外に出られないようにするから、……オルトお願い」

勢いよく、扉を開けて、ラギーとブラド・アグネスが飛び込んでくる。
即座に閉めて、オルトが鍵を内側と外側からかける。

「はっ、はぁツ、……なに、するんだツ」

「なにするんだじゃねえっすよ……これ、投稿したのあんたっスか」

ベルとフロイドのキス動画を目の前に突き出す。

「ちが、っ」

「いや、違わない」

「!!……り、寮長?!」

「イデア先輩、手出しちゃダメだよ」

「ベルくんまでっ、」

イデアを見た途端顔が青ざめたが、ベルを見つけた途端に頬をピンクに染めて嬉しそうにした。

「いや、ベル氏が緩いんだって…」

にこにこと笑っているベルだが、怒ってない訳では無い。
ブラド・アグネスが「僕のことを心配してくれてる」なんて小声でほざいた瞬間、彼の身体は空き教室の端から端で吹っ飛んだ。

「調子乗んなよ童〇。俺は優しくしたつもりは無い。妄想も大概にしろ。」

蹴り飛ばしたのは、ベル。
自分のことしか考えないブラド・アグネスに腹が立ったのか、口調さえも崩れてしまっている。
ロックがブラドに近寄って目を回している彼の前に立つ。
意味がわからなくて天井に目を向けたままパチクリしてるブラドの顔面スレスレにロックが足を思いっきり叩きつける。

「(あれ、戦闘要因増えてない?ヒーラーは??)」
「(あれ結構キレてるなあ)」
「(みんなベルさんのこと大好きだもんね!)」
「(……え、、こわっ)」
「あのさぁ、……ベルの保護者として言わせてもらう」

「ひっ、、」

「(保護者……)」
「(保護者……)」
「(保護者って…)」
「(ベルさんのお母さんみたいだから)」

「あいつはここ数ヶ月でアホみたいに無茶して体がなっていない」

「あ、はぃ、、知ってます…撮ってたので…」

「(認めた!)」
「(自白した)」
「(なんスかこれ)」

___________
文字数

37匹→←35匹



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
174人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 洗濯ばさみはありえーナイさん» 固定…やね、、💦 使い方まだ慣れてなくて💦 (2022年3月13日 23時) (レス) id: 85c3eaa9a4 (このIDを非表示/違反報告)
洗濯ばさみはありえーナイ - 名前固定、、、かな? (2022年3月13日 21時) (レス) id: ce81fe4080 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 柑橘系さん» あっあっ…とてもうれちぃ、、ありがとうございますーーー!!!がんばります! (2021年8月29日 22時) (レス) id: 85c3eaa9a4 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘系 - グッッッ僕に…刺さりましたぁっ!めっちゃ好きです…ツイステ関係見てて良かったぁ応援してます! (2021年8月29日 15時) (レス) id: 1d0668321f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ナイスバルクさん» 嬉しいですねぇ!!!! (2021年8月28日 8時) (レス) id: 85c3eaa9a4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2021年3月30日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。