その男.鴉__【男主】

十八羽 ページ23

「うるさい！！！」

2人から罵倒されて、父親の方に首を掴まれて持ち上げられる。

「ｹﾎｯ……やっぱ、屑は屑だね。」

ﾊﾟｷﾝﾊﾟｷﾝと首の周りの肌を硬化させる。
驚いて床に投げ捨てられたが、痛くない。
ゆかが畳だから、コンクリよりマシだよね。
日本家屋素晴らしい。

「あは、……_____糞」

「ば、ばけもの、！出せ！ここからだせぇええ！！」

「貴方ｯ、しっかりして、！私を守ってぇ、！」

「ええぃっ、五月蝿いわ！！、おい、！此奴だ！此奴が、娘を審神者に推薦したか、ぁ、こうなったんだ、！お、俺は悪くない、！！なぁ！？！！」

「あんただって、！金に目が眩んだ癖に、！元はと言えば、！アンタが借金なんかしなければあああ、！！」


｢醜いね」


醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い！！！


「ああ、」


殺してしまいたい。

けど駄目。、
化け物なんて、言われ慣れてるじゃないか。
人間の醜いところなんて、嫌なくらい見てきたじゃないか。

私情で殺すのはこいつらと同じ土俵に上がるってことになってまうからね。

「驚かせてしまって申し訳ありません。もう、おかえりになるのですか？」

「か、帰るに決まってるだろ、！？」

「わかりました。では、今回の件どのように、報告しましょうか」

「そっちの勝手にしろ、！！！いいからはやくあけろぉお！！！！」

しりもちを着いてギャンギャン吠えるので仕方なく扉をあけに背を向ける。

それがだめだった。


「んぐっｯ、！！？」


口を後ろから塞がれて、首に布みたいなのが巻かれて締めあげられる。

「ん、が、ｯｯ……くる、し……っ」

「死ね！死ね！！！」

.


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「死ね！！！」


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そこから、俺の記憶はない。

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