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重たい空気が漂う部屋の前で薬研藤四郎は止まった
｢ここだ｣
｢そう、……ありがとう｣
｢ちょっと、待て！！｣
薬研藤四郎の言葉も無視して、障子を開く。
鼻先に当たるか当たらないくらいのところに、刀の先を突きつけられるのに、2、3秒遅れて気づいた。
｢…こんにちわ、お初にお目にかかります。
天下五剣……三日月宗近…。｣
様付けの方が良いかなとか思いながら、作り笑いでニコニコと笑う。
｢何が可笑しい…？｣
冷たい目で俺を見る。
三日月宗近の本体は綺麗で、どこも負傷していないようだ。
三日月宗近の後ろにいる人達は皆、傷を負っている。
｢いえ、なにも……自己紹介しときましょうか
生かすか殺すかは貴方方次第です……
名は奏といいます。……
俺は、人が嫌い
だから、人の形をしたあなた方も嫌い
俺にあんまり近づかないでください…｣
笑顔のまま、そう告げると
その場にいた全員が、面白い顔をして固まっていたのは忘れない。
面白かったんやもん…♪
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？？。 - 面白かったです。更新楽しみにまってます。 (3月29日 8時) (
レス) @page33 id: 66c9a050dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：燈 | 作成日時：2018年8月23日 9時
