死ねない審神者様が頑張る話【男主】 (ページ1)

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始まりの話ページ1

｢俺が……審神者？｣

｢はい。｣

家に突然来た政府の役人。
審神者は俺の周りじゃ、とても人気度が高く、将来的にも安定した生活が送れるものだと言われている。
しかし、それなりのリスクと責任はある。
俺は親に無理やり審神者試験を受けさせられた。

親の目的は金だ。

審神者は命をかける仕事ってだけあって給料もそれなりの額が出る。

｢良かったじゃない。あんたが居なくなるから私の肩の荷も無くなるわ。……早く連れて行ってちょうだい。。｣

｢っ……はい。それでは、衣類などはこちらが用意致しますので、必要なものだけ持って来てください｣

｢俺のモノはここにないから、大丈夫だよ。行きましょうか、浅井さん｣

｢は、はい！｣

俺は、この世界に必要とされてないからね。

｢じゃぁな、くそばばぁ｣

最後くらい、本音言ってもいいよな。

母親が殴ろうとするが、ほかの黒服の人達に押さえつけられてしまった。

俺が行くのはブラック本丸。

どうして、こんなに

心がわくわくするのだろうか。。

浅井｢"ブラック本丸"は、心に傷を負った者がおります。普通の人間では到底白に戻すことは出来ません。……天音奏(あまねかなで)様。

彼らをお助け下さい！！！｣

彼らは、俺を認めてくれるだろうか。

過去の記憶が、脳裏に現れ、痛む頭を抑えて

政府の車に乗り込んだ