・【ヒロインside】 ページ8
ードンッ、
シ「っ、！？」
「っ…！」
あたしもシルクも驚いた。
ちょうどその時、マサイがお風呂から出てきて
あたしたちを見つめて驚いている。
マ「え、どしたの」
シ「マサイ、Aのそばにいて」
マ「は、？なに？何があったの？」
シ「説明は後でする。とにかく今はAのそばにいて」
マ「まぁ、うん。わかった。わかったけど…」
不思議そうな顔でマサイはあたしの隣へ。
マ「どしたの？」
「ドアの外から物音聴こえて…」
マ「物音？モトキじゃないの？」
「わかんないけど…あたし、みんなと同じで今さっき視線感じた。この部屋もなんか落ち着かなくて…」
マ「まじか。へぇ…まじか、」
なんとなく、マサイは冷静に見えた。
シ「大丈夫かっ、モトキっ、！」
「えっ、」
マ「っ、！」
その時、シルクに連れられて
部屋に入ってきたモトキは
意識こそあるものの、顔に傷があって
手から血が出ていた。
「モトキっ、！！」
あたしは
ベットに横になったモトキに駆け寄る。
モ「あいつ、どんだけ暇なんだよ…」
シ「もしかして…村上？」
モ「うん、…あ、ちょっと待って」
モトキは静かにしてとジェスチャーして
携帯で何かを打っている。
モトキこの部屋、盗聴器仕掛けられてるっぽい
「え、」
シ「チッ、…」
マ「…」
マサイもしかしてって思ってたけど本当にあいつだったんだ。盗聴器、危なそうなとこちょっと探してみるわ
モトキA、俺は大丈夫だから心配しないで。
「…」
あたしはそのメッセージを見た瞬間
モトキに視線を移すと、
モトキは優しく微笑んで頷いた。
あたしも頷くことしかできなかった。
シルクこのホテルにあいつも泊まってんだよな?
モトキうん、多分。でも下手に動くのはやめよ。シルクにまでなんかされたらいよいよ俺たちだけじゃ解決できなくなる
マサイ発見
マサイはサイコロくらいの盗聴器を発見。
マサイここのプラグに挿してあった
プラグを指差すマサイ。
シルクはマサイから
盗聴器を奪い、それを壊した。
手から血が流れてるシルクを見て
あたしは涙が止まらなかった。
願うことは。【ヒロインside】→←そこにいるのは、誰ですか？【ヒロインside】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユーカリ(プロフ) - YOさん» 嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2020年1月9日 8時) (
レス) id: 9ee0be3c4f (このIDを非表示/違反報告)
YO - 楽しみに見てます。文才ホントありますね！ドラマを見てる気分で楽しく見てます！(^^) (2020年1月9日 0時) (レス) id: 2315e9de02 (このIDを非表示/違反報告)
ユーカリ(プロフ) - YOさん» か、悲しい、、！？ (2019年12月11日 18時) (レス) id: 9ee0be3c4f (このIDを非表示/違反報告)
YO - 悲しい...。 (2019年12月2日 0時) (レス) id: 2315e9de02 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユーカリ | 作成日時：2019年10月30日 0時
