信じて。【ヒロインside】 ページ17
飛行機に乗る前、
あたしの携帯に届いたメッセージ。
むらかみ沖縄楽しめてよかったね。空港のトイレで待ってるからちゃんと1人で来いよ
むらかみお前とちゃんと話出来たら、もうお前の周りの奴らには手出さない。約束する。
正直、信用なんてできない。
でもこのままなんてもっとよくない。
みんなは命がけであたしを守ってくれてる。
じゃああたしにできることは？
村「…本当に1人じゃん。エラいね」
「話ってなに」
村「1日だけ、俺んとこに来い」
「は、？」
村「嫌ならいい。その代わり、他のメンバーに迷惑かかるだけだから。1日だけ、俺んとこいてくれりゃいい」
「な、何のためにっ、」
村「…特に決めてねーけど」
「え、…？」
なんか、本当に村上なのかと疑う。
こんな大人しくなかったよね。
何か企んでるのかな。
「…あたしがあんたの所に1日いたら、もうみんなに手出さないって約束して」
村「その約束守る代わりに俺からもひとつ。絶対アイツらとその間連絡取るなよ。それが守れるならお前との約束も守る」
「わ、わかった…」
なんでだろう。何故かこの時の村上は
仲良く遊んでた頃の村上に
戻ってるみたいだった。
村「ここにいるから、アイツらに説明してきて」
「うん、」
マ「遅いじゃん！心配した！」
モ「大丈夫？」
シ「…」
「うん、大丈夫。あのね、みんなにちょっと相談があるんだけど…」
マ「どうした？」
「…1日だけ、外出してきてもいい？」
モ「外出？」
マ「それは俺らじゃくてシルクに…」
「村上のところに」
マ「は、？」
モ「え？」
ン「う、うそでしょ…」
シ「…」
シルクの顔はものすごく怒ってた。
シ「どういうことだよ」
「村上と決着をつけられるのはあたししかいないの。誰も傷つかない方法があるの。だから、お願い」
モ「A…」
マ「…」
シ「…勝手にしろよ」
そう言ってシルクはスタスタと先を歩いていく。
ン「Aはそれでいいの？」
「村上に呼ばれてトイレに行ったの。その時にこの話した。本当にこの問題はあたししか解決できない。これは言い切れる。みんなごめん…シルクをお願い、」
だって。約束したんだもん。
みんなとも。村上とも。
早く、解決しなきゃ。
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ユーカリ(プロフ) - YOさん» 嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2020年1月9日 8時) (
レス) id: 9ee0be3c4f (このIDを非表示/違反報告)
YO - 楽しみに見てます。文才ホントありますね！ドラマを見てる気分で楽しく見てます！(^^) (2020年1月9日 0時) (レス) id: 2315e9de02 (このIDを非表示/違反報告)
ユーカリ(プロフ) - YOさん» か、悲しい、、！？ (2019年12月11日 18時) (レス) id: 9ee0be3c4f (このIDを非表示/違反報告)
YO - 悲しい...。 (2019年12月2日 0時) (レス) id: 2315e9de02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユーカリ | 作成日時：2019年10月30日 0時
