・【マサイside】 ページ13
沖縄のアスレチック。
俺は手首、手のひら負傷の為カメラマン。
モトキの傷については
アップでコケたということに。
視聴者さんに嘘はつきたくないけど
さすがにモトキまで被害に遭ったとなれば
混乱を招くに違いないとシルクが言ってた。
シ「コースがですね、二種類あるんですけど。二手に分かれようと思います。ゴールは同じ場所なのでね。チーム分けどうしましょう？」
モ「まぁシルクは難易度高い方だとして、Aはどっちがいい？」
「え、あたし？あたしは簡単な方でいいよ。モトキもシルクと一緒に難しい方チャレンジしてきていいいからね！」
シ「Aは片手でカメラ持ってアスレチックをやるのは危険すぎるから、マサイAよろしく頼む！」
マ「りょーかい！」
というわけで、
シルクとモトキは難しい方のコース。
Aが簡単なコースで
俺はA専属のカメラマンに。
マ「気ぃつけてな〜？」
「もうねぇ、怪我は勲章よ？」
マ「シルクみたいな事言ってんじゃん笑」
「無傷で帰還するのもカッコいいけど、ダホとあたしは勲章つけて帰還するのが当たり前だもん笑」
マ「そういうとこ、お前昔から変わってないよね」
「やめてよ恥ずかしいから！」
部活でもなんでもそう。
Aは自分が怪我をしようと構わず全力。
あれは体育祭での出来事だった。
ー学生時代、体育祭。
シ「クラス対抗リレーって盛り上がるよなぁ！」
マ「A頑張ってな！」
「頑張る！！シルク、頼むよ！」
シ「おう！安心してバトン持ってこい！俺がぶっちぎってやる！」
マ「しっかり写真に納めとくよ！」
最終競技のクラス対抗リレー。
俺たちのクラスはアンカー前がA。
アンカーがシルクだった。
俺は自分が走り終わってすぐ
写真部のカメラを借りて
二人の姿を写真に納めるという任務があった。
マ「ごめん！これ借りる！」
ベストポジションでカメラを構えて、
Aにバトンが渡る。
カメラ越し、必死に走るAの横顔は
とても、とても綺麗で。
夢中でシャッターを切った。
その時、Aは転んでしまった。
ものすごく、痛そうにしてるけど、
アンカーのシルクが見つめる中
Aは立ち上がった。
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ユーカリ(プロフ) - YOさん» 嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2020年1月9日 8時) (
レス) id: 9ee0be3c4f (このIDを非表示/違反報告)
YO - 楽しみに見てます。文才ホントありますね！ドラマを見てる気分で楽しく見てます！(^^) (2020年1月9日 0時) (レス) id: 2315e9de02 (このIDを非表示/違反報告)
ユーカリ(プロフ) - YOさん» か、悲しい、、！？ (2019年12月11日 18時) (レス) id: 9ee0be3c4f (このIDを非表示/違反報告)
YO - 悲しい...。 (2019年12月2日 0時) (レス) id: 2315e9de02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユーカリ | 作成日時：2019年10月30日 0時
