【ハイキュー】どうも、イケメン女子です (ページ3)

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黒尾Happy Birthday(１ヶ月遅れてマジすみませんでした) ページ3

キーンコーンカーンコーン

あの何処でもよくあるチャイムの音が鳴って、「やっと帰れる」という嬉しさと疲労感が同時にくる。

鞄を肩にかけ、廊下を歩いているとすれ違う女子達や男子達が何やら小さく騒いでいた。

女子「校門の前で他校の人がいるらしいよ～」

女子「え？あー、見た見た！あの制服は見たことないし県外かな？」

女子「なかなかの美人さんだったよね！いいなぁ……」

他校がいるのか。多分、誰かの彼女か何かだろ。

あまり気にもとめずにいると、他校の女子いいるという校門に着いた。

１１月だからからか、今年が気候変動しまくっているからか、結構寒さは感じられた。

鞄の中にしまっていたマフラーを取り出し、自分の首に巻き付ける。

学校を出ようとすると、ふと見知らぬ制服が見えた。

確かに東京都内では見たことがない制服だ。

赤いマフラーは少し大きいのか、暖かさが見ただけで伝わってくる。

どんな子かと思い横目に見ながら通り過ぎようとすると、顔が分かった。

黒尾「……え」

バリバリの知り合いだった。

夜久とかが見つけるだろ、と思い周りを何度も見渡すが、誰１人として知り合いはいなかった。

黒尾「……何やってんだよ」