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女の子。9 ページ9

「ふぅ...ありがとうございます、もう大丈夫です」


痛み止めの薬を飲み、だいぶん落ち着いた。


志麻「そー?よかった」



私の座っていた椅子の横にしゃがむ。




「...座らないんですか?長椅子なのに」

志麻「えー、こっちの方がAちゃんと近い」



イタズラするようにニヤニヤしている。




「...へえ。戻ります?」



動揺を表に出さなかったのが面白くなかったのか、ぷくっと頬を膨らませた。




志麻「いや、俺はここにいるわ。女の子好きだけど、タイプの子Aちゃん以外おらんから楽しくない」




「...なら私もここにいます」


1人より、2人の方が寂しくないでしょ。

そう言って微笑むと彼は驚いた顔をしてその後優しく笑った。



...恥ずかしい。

恥ずかしさにそっぽを向く。



志麻「Aちゃーん?こっち向いてや?」
「...いや、です。」


だって絶対顔真っ赤だもん。
かっこよくないし。照れてなんかないし。



頬を手で包まれ、無理やりこちらを向かされる。


「つ、めたっ!」

パシパシと手の甲を叩くが離してくれない。




志麻「...ほっぺむにむにやな」
「うるひゃいです!」





なのは「Aー!そろそろ帰るけど...って、あ!ごめんお邪魔でしたね!」

志麻「そやでー、空気読めやん」

「お邪魔じゃないから待ってなのは助けて」




なのはは、センラさんと仲良くなったらしく連絡先を交換していた。


志麻「あ、そや、Aちゃん。連絡先」

「私は連絡先ではありませんけど」

志麻「連絡先交換しませんか!」

お喋りが楽しくてふふっと笑った。

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設定タグ:歌い手 , 坂田 , 浦島坂田船   
作品ジャンル:恋愛
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羽瑠葉(プロフ) - いおりさん» ありがとうございます!ツイッター探させていただきますね!また話せると思うととてもワクワクです! (2019年8月15日 0時) (レス) id: 76510e5c98 (このIDを非表示/違反報告)
いおり(プロフ) - 羽瑠葉さん» ツイッターのID作品一覧のところに書いてあるのでぜひ!また沢山お話しましょ〜!!! (2019年8月14日 23時) (レス) id: 8fe408119b (このIDを非表示/違反報告)
羽瑠葉(プロフ) - いおりさん» いえ、全然!また話せて嬉しいです!ツイッター再開した時にいおりすさんを探させていただいたのですが、なかなか見つからなくて、大丈夫かなーなんて、思っていました!これからもよろしくお願いします! (2019年8月14日 13時) (レス) id: 76510e5c98 (このIDを非表示/違反報告)
いおり(プロフ) - 羽瑠葉さん» 覚えているような気がします、、すみません(´・_・`)ぜひ!!またお話しましょ〜!!ありがとうございます! (2019年8月14日 9時) (レス) id: 8fe408119b (このIDを非表示/違反報告)
羽瑠葉(プロフ) - いおりすさん!覚えていなかったらゴメンなさい!前に、ツイッターで絡ませていただいていた、るぅです!私自身、ツイッターが訳あって凍結してしまって、連絡途絶えちゃって本当にゴメンなさい!また、お話ししたいです!いおりすさんの小説大好きです!応援してます! (2019年8月14日 3時) (レス) id: 76510e5c98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いおりす。 | 作成日時:2017年10月6日 14時

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