恐怖症64 ページ7
『A!かったよ!』
『精市!おめでとう!』
『Aもおめでとう!』
『ほら、2人ともソファーに座って写真撮るわよ』
カシャッ
「……夢、か」
目が覚め、時計を見ると起きるにはまだ早い時間だった。目が冴えてしまった私はジャージに着替え、部屋を出る。
そのまま、外へ出るとカズさんがいた。カズさんと挨拶をする。
徳「珍しいな。Aがこの時間に起きてくるとは」
「……目が冴えちゃったから。走ろうかなって」
徳「俺も行く。一緒に行ってもいいか?」
「大丈夫」
カズさんとランニングを始める。しばらく走り続けると丁度いい時間になっていた。カズさんと別れ、朝食を食べる前にシャワーを浴びる。浴び終わり、食堂に行くと修さんがいた。修さんと挨拶をする。
種「A。またコーチが呼んどったで?」
「え、また?」
種「中学生が来てから呼ばれとるけど何かしたん?」
「してないからね。多分知っている人ばかりだからだと思うけど。ご飯食べたら行ってくるね」
ご飯を食べてモニタールームに向かう。ノックしてモニタールームに入る。後ろからゴンッという音がした。振り向くとそこには齋藤コーチがいた。
「……大丈夫ですか?齋藤コーチ」
齋「大丈夫大丈夫……」
「それで、何の用ですか?黒部コーチ」
黒「今日は中学生同士で戦ってもらうので、その間、練習には行かないでもらいます。齋藤コーチについて行ってください」
「……わかりました」
話はそれだけのようで、私は齋藤コーチについて外へ出た。
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作者名:ちゃーきー | 作成日時:2024年2月15日 19時