【テニプリ】神の子恐怖症3 (ページ5)

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恐怖症62 ページ5

修さんに聞かれて私は考える。私は思ったことを伝える。

｢ここの合宿は中学生が勢いを増してきている。しかも、ボールを取れなかったのは全員高校生。これ以上、中学生に支配されても困るからここで止めたいって考えでしょ？多分だけど｣

種｢……Aもやっぱりそう思う？｣

｢中学生を黙らせるのなら成功。でも、桃城くんは曲者だよ。そう簡単にはいかないかもね｣

修さんにそう言うと私はコートに向かって歩く。

種｢どこ行くん？｣

｢……この試合見て変なこと言いそうな人たちへの指摘、かな？｣

種｢……程々にしときや｣

そう言う修さんに頷いて私はコートに向かった。少しすると勝負が着いた。

桃｢……ありがとうございました｣

鬼｢……！(俺のガットを……)……這い上がってこい、桃城武！｣

十さんはコートから出てきた。私にその時アイコンタクトを交わす。

高｢ま、中学生の実力なんて所詮こんなもんだろ｣

高｢俺たち高校生に張り合おうなんざ100年早いんだよ｣

｢ふーん。随分余裕かましてるんだな｣

桃城くんの試合を下に見てた高校生たちが私の方を向く。

高｢マ、マネージャー……｣

｢たった1試合。見ただけでどうこう言うなよ｣

高｢で、でも……｣

｢ここにいなかったのはもしかしたら自分って考えない訳？ちなみに彼、最後にラケットのガット切ったけど。そんなこと言ってるとそのうち足元すくわれるけど｣

そう言うと高校生は黙った。私は救急箱を持ってコートに入った。