【テニプリ】神の子恐怖症3 (ページ37)

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恐怖症92 ページ37

警察官の人が来て、周りがざわついていた。時遠は私を睨みつけていた。

種｢……Aが呼んだん？｣

｢私は呼んでないよ。警察に全ての証拠を提出することだけしか聞いてないから｣

時遠は腕を掴まれながら叫んでいた。

時｢お前……！関わったら潰すって言ったはずだろ！｣

｢警察官の人の前でも強気でいれるんだね｣

時｢うるせぇ！｣

時遠は叫び続けている。……もう終わりにしないと。私は口の悪いマネージャーに一瞬だけなることに決めた。

｢うるせぇな！｣

幸｢A……？｣

｢ごちゃごちゃうるせぇ。そんなことしか出来なかった時点で私に負けるんだよ。いつまで経っても精市に勝てるわけねぇだろ｣

そう言ってしまえば時遠は心が折れてしまったのか項垂れてしまった。警察の人が時遠を連れて行った。これで、全てが終わった。お頭がこっちにやって来た。

平｢A｣

｢……お頭。ありがとうございました｣

平｢お前にはまだやることがあるのだろう？｣

｢そう、ですね｣

平｢……大丈夫だ。必ず｣

お頭にそう言われて驚いてしまった。普段からそういう事を言わない人だったから。

種｢やっぱりAには甘いんやな☆｣

平｢……うるさい｣

種｢頑張りや、A｣

そう言うと修さんとお菓子らはそこからいなくなった。すると肩を叩かれた。振り返るとそこには精市がいた。

幸｢A。話、したいんだけど｣

｢……わかった｣

そう言うと、私と精市はその場から離れた。