恐怖症61 ページ4
次の日の朝。私はモニタールームにいた。
「私しかいないってことは……今日の
黒「えぇ。これが今日の対戦表です。試合を見るか見ないかは貴女の好きにして構いません」
「そうですか。……失礼します」
そう言うと私はモニタールームを出た。そのまま修さんの所へ向かう。
「修さん」
種「なんや?」
「ちょっと付き合って。
種「珍しいやん?まぁ、ええよ」
私と修さんはコートの近くの影で見る。コートには十さんと青学の桃城くんが立っていた。
桃「これで勝ったら5番コートっスね」
鬼「無い」
そして試合が始まった。桃城くんがジャックナイフを打つ。うちの門番もそれ、使えるんだよ、桃城くん。
鬼「これが本当のジャックナイフだ。……ブラックジャックナイフ!」
十さんはブラックジャックナイフを打つ。威力は桃城くんと変わらないはず。なのに……桃城くんはラケットが握れなくなっていた。
「(……その状態で十さんのあのラケットのガットを切ることができたら相当なものだけど……)」
種「なぁ、Aはどう思う?」
「……何が?」
種「なぜ、合宿に来たばっかの中学生がこの試合でジュウをぶつけられとるか、や。Aはどうこの状況を見る?」
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作者名:ちゃーきー | 作成日時:2024年2月15日 19時