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恐怖症79 ページ22

「(景吾の精神力は並大抵じゃない。きっとあの出来事だけじゃない。何が、景吾を突き動かしている……?)」

入「(その自尊心(プライド)の高さがキミの成長を妨げているんだよ!)」

跡「(自尊心(プライド)だ!?……そんなものはもう関係ねぇ!)俺はこのチームを……!」


コートに景吾が倒れていた。試合は逆転し奏さんがリードしていた。


「(……景吾)」


雪が降ってきた。景吾立ち上がる。


跡「やっぱ俺にはアレしかねーようだぜ」

入「……どうやら覚悟出来たかな」


再びラリーが始まる。氷の世界を使う景吾。


入「(さぁ、キミの死角はどこかな)……試合前に言ったよね。キミたちには3番コートはまだ早すぎるって」


氷柱が砕けていた。景吾の死角が見えず、奏さんはボールを打ち返す。


跡「(俺は俺のやり方で勝利の栄冠を戴く。眼力(インサイト)と共に……!)スケスケだぜ!」

入「(……残念だけど)!?」

「(……奏さん、今、動けなかった?)」

跡「跡部王国(キングダム)

「(……なるほどね。景吾は眼力(インサイト)を極めたんだ。どこまでも進化していくんだね貴方は)」


景吾の笑い声が響く。


跡「(見える!見えすぎるぜ!キサマの"絶対死角"がな!スピード・柔軟性・視野・反応速度などで死角を消そうとも、関節や骨格が対応出来ない"絶対死角"を狙うことでキサマは反応する事すら出来ない。そう、これが俺様の世界……跡部王国(キングダム))さぁ、持久戦を始めるぜ!」

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設定タグ:テニプリ , 新テニ , 跡部景吾   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ちゃーきー | 作成日時:2024年2月15日 19時

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